8.退行催眠中間域全記録~「魂の分類システム」
マイケル・ニュートンというセラピストがまとめた、退行催眠による「死んだ後の世界~生まれる前の世界」、いわゆる「中間域」の記録を紹介しています。
スピリットの世界(霊界)に帰還すると、どうやら学校のようなところに行くようです。
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*魂の発達レベルの分類モデル
学習ステージ 色の範囲(魂の色) ガイドの能力
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レベルⅠ初級 白(明るく均質) なし
レベルⅡ中等下 白っぽい(赤みあり。最後には黄色みを帯びる) なし
レベルⅢ中等 黄(純色で白っぽさはない) なし
レベルⅣ中等上 暗い黄色(深い黄金色で最後には青みがかる) 初級
レベルⅤ高等 明るい青(黄色みはなく最後には紫がかる) 上級
レベルⅥ最高 暗い青紫色(輝く光に包まれる) マスター
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◆魂の分類システムの基本的な原則の要約
●魂の誕生の時期に関係なく初歩的な段階が終わると、すべての初歩的な魂は、自分の理解のレベルの魂たちのグループに割り振られます。
●いったん新たな魂の支援グループがつくられると、将来的に新メンバーが加えられることはありません。
●似たような魂を集めるためにきちんとした選抜の手続きがあるようです。自我、認識力、表現力、欲求などすべての類似性が考慮されます。
●グループの大小に関係なく、魂の集団どうしがエネルギーを混じり合わせることはほとんどありませんが、個々の魂は、基本的・二次的なグループの境界を超えて互いとコミュニケートすることもできます。
●レベルⅠとⅡの基本グループは、学習の必要からもっと小さなサブ・グループに分けられることもありますが、グループの全体的なまとまりから切り離されることはありません。
●学習の進度は同じグループのメンバーでも違います。ある魂がグループ内の他の魂より早く進歩することがあっても、その学生がカリキュラムのすべての分野で有能かつ優れているとは必ずしも言えません。平均的な学習レベルでは、特別な才能(ヒーリング、教育、創作など)を示す魂は、元の基本的なグループにとどまりながらも、さらに進んだ学習のために特別なグループに加わることが許されます。
●魂の要求、動機、実行能力があらゆる自己開発の分野において完全にレベルⅢに達したと判断された時点で、彼らはゆるやかな「自主学習」のグループに組み込まれます。通例、以前のガイドは一人のマスターの教師を通じて彼らを見守りつづけます。このようにして、多くの基本的なグループからレベルⅢへと完全に進級した一群の魂たちが、一つかそれ以上の二次的なグループのなかでまとめられるのです。
●レベルⅣに近づくと、魂はグループの活動から離れてさらに自立の機会を与えられます。魂が進歩するにつれてグループは小さくなっていきますが、本来のグループの仲間たちとの親密なつながりが失われることはありません。
●霊的なガイドは、グループの特色に合わせて、幅広い教えの手法や教育上の人物イメージを使い分けます。
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まさに学校のような場所ですね。マイケル・ニュートンは、このクラスのメンバーを「グループ」としていますが、新メンバーが加えられることはない、すなわち、転校生が入ることは将来にわたり無いと記述しています。
これは、この「グループ」はずっとその状態を維持いく事を意味しており、見方を変えれば、「グループ」=「大きな魂」であり、これは、「類魂(グループソウル」と解釈しても良いかもしれません。
上記は、「マイヤーズ通信」と「シルバーバーチの霊訓10」をまとめて可視化した図です。ここでの「中心霊」=「マスターの教師」に当たります。
このように、退行催眠の中間生の記録は、霊界通信とも似通った解釈をしています。
簡単に云えば、孤立した魂というものはなく、現世で自我と思われている魂は、グループ(類魂)に属していている。しかし、個の魂の個性(才能など)は保たれ、進歩速度の同じような魂はその中で小さなグループになるものの、全体のグループ(類魂)は維持され、お互いの体験や知識は共有されて共に成長していく、といった感じでしょうか。
類魂(グループソウル)に関しては、いずれまた詳細に掘り下げていく事にします。
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