ご主人様、呪いの館に行く パートIIII
僕は霊感犬ポチ。
ご主人様の呪いの館の話は、なんと3回では終わらない…。
実は、4回目がド級もド級。
とんでもない処に足を踏み入れた。
その日の1軒目は、再内見の場所。
前回、訪れたのが夜遅く、家の中が良く見えなかったという事での再内見だった。
1つ上のお姉さんは、家に足を踏み入れて、難色を示して、つぶやく…。
「う~ん、ここを暖かい家にするのは、かなりのパワーが必要じゃない…?!」
2階の仏壇も気になった。
1つ上のお姉さんが、不動産屋さんにオーナーさんは、まだ存命かどうかを確認。
その時は、存命という話だったが、後ほど、不動産屋さんから、訂正の連絡が入った…。
実は、1つ上のお姉さん、この家にいる間、ず~っと、高度成長期を支えた、昔ながらの頑固一徹の、業の強い男性の気配を感じていた。
ご主人様も、その感覚にアグリー。
この家を、人が住んで笑顔の絶えない家にするのは至難の業…と、次なる物件へ。
しかし、この日の災難は、まだまだ続くのだ。