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【社員インタビュー】大手からベンチャーへキャリアチェンジした私が感じるスパイラルで働くおもしろさ|川又さん

こんにちは!
スパイラル広報室です。

今回は、当社の採用担当でもあり、大手企業からスパイラルに転職してきた採用推進部の川又さんに、キャリアチェンジしたきっかけや大手とベンチャーの違いなどについてお話を伺いました。

【プロフィール】
川又政衛 Kawamata Kazutoshi
出身地 :埼玉県
最終学歴:東洋大学卒業

趣味  :野球(プレイヤーとしても観戦するのも)、プラモデル工作

【経歴】
1社目:業務用設備機器やシステムの販売会社(3年)

2社目:スパイラル株式会社(3年)

スパイラル野球部での川又さん

―― キャリアチェンジを考えたきっかけを教えてください。

前職では、業務用システム機器の営業がメインでした。新卒で入社した時に、人事の方から「企業に安定を求める時代は終わった。だから自分の能力で安定を掴み取らないとこの先の時代で生きていけないよ。」という話をされたことを覚えています。正直なところ「大手にいるのにそんなこと言われても、、、」と内心思ったのですが、入社して2年が経った頃にコロナ禍に突入し、私が担当していた業界向けの機器の需要がパタッとなくなってしまったんです。いくら大手とはいえ、この先同じようなことが起こらないとも断言できないなと思い、ようやく人事の方に言われた言葉の意味を理解できた気がしました。そこで「大手企業に依存しない生き方」をしていかないといけないなと、危機感を覚えたのが転職を考えたきっかけですね。

―― 転職先としてスパイラルを選んだ理由を教えてください。

転職軸は2つに絞っていました。

1つ目は「無形商材」であること。
前職では1案件での単価が約2,000万円と大きく、1億円を超える案件を担当することもありました。そのため、目標達成に必要な案件数はそれほど多くなく、営業としては商談の経験値が圧倒的に足りない状態でした。また、経験した商談も会社として築いてきた信頼の上に成立しているものが多く、経験を積みたい自分にとっては大企業の看板は成長を止めてしまう要因になるとも思っていました。無形商材であれば、案件単価は比較的低いため目標達成に必要な商談数も多く、経験値をしっかり積むことができ、営業マンとして成長できそうだと考えました。

2つ目は「ソリューションの提案」ができること。
私は山口周さんの本が好きなのですが「ビジネスは基本的に問題の“発見”と“解消”を組み合わせることで富を生んでいる」と話されていて、これができる人間になってしまえば食いっぱぐれることはないと当時は短絡的に考えて、「問題解決に貢献できる」という軸に絞っていました(笑)

スパイラルでは、自社のローコード開発プラットフォームを活用してアプリケーションの受託開発をおこなっており、お客様への提案はアイデア次第で自由だということを面接で知り、自分の成長できる環境はここだと思ったのを今でも覚えています。

―― 実際にスパイラルで働いてみてどうですか?

1年目は本当に全然ダメで、今思うと生意気で使えないやつでした(笑)
当社ではIT未経験で入社をすると3か月の研修があり、その後現場配属されるのですが、当時の上司からも心配されて自分の能力のなさに愕然としましたね。当然、業績貢献なんて夢のまた夢で、言われたことをできるように頑張りますという感じでした。

2年目で担当のパートナー様向けに勉強会の資料作成から当日のプレゼンまでできるようになってくると、少しずつ成果が出てきました。やはり何かをアウトプットする機会は自分を成長させる機会だなと痛感しましたね。結果としてサービス契約数で上位をとれるようになって、3Q連続で表彰を受けたのもこの時期でした。

3年目は明暗をきっちり分けた年になりました。関係性が非常に良好なお客様へは、SPIRALを事業の戦略として利用していきたいという部分までこぎつけたり、大型のアプリ開発プロジェクトをリリースさせたりと達成感のあるものもありました。ただ、逆に関係性がこじれてしまい軌道修正がうまくいかなかったり、お客様のご要望に対して100%答えられない部分の交渉などがうまくいかなかったりと、自分の力不足を痛感させられて悩むことが多い時期でもありました。とはいえ悩む時間ももったいないくらいに忙しかったので、どうにか改善しないといけないとは思いつつ、なかなか向き合えない日々が続きました。

4年目に突入するあたりで、「営業のトレーナーになってみないか」というお話をいただきました。自分の得意なことが分かった半面、不得意なことも分かってきたので、自分の得意なことはどんどん組織に還元しようと思いました。また、苦手だった部分にはきっちりと向き合って他のトレーナーの良いところを見習う時間にできると考え、トレーナーにチャレンジすることにしました。ただ、その半年後に「採用をやってみないか」という、まったく予想していなかったオファーを受け、なかなか採用に関われる機会はないので、二つ返事で「やります!」と答えていました(笑)そこからは現在までの3か月で必死に採用業務を覚えているという状況です。

採用活動もやってみると実は営業の時の経験を活かせることが多く、充実した日々を送っています。振り返ってみれば、1年間で営業⇒トレーナー⇒採用という形でジョブチェンジをしたので、激動の1年だったなと思います。

―― 川又さん目線での大手とベンチャーの違いを教えてください。

主に大手と当社の違いになるかと思いますが、一番感じるのは昇格、昇給の評価反映のスピードかなと思います。
前職では、賞与は昨年の成績が反映されて昇給も年に一度。昇格は勤続年数でチャンスがやってくるという形でした。ですが、当社では昇給は半期に一度で半期ごとの決算直後に査定があり、その査定後に昇給、賞与が発表されるので評価がダイレクトに反映されます。昇格も勤続年数に関係なく、成果に応じてチャンスが巡ってくるので、スピード感が違うなと感じましたね。人事評価制度もどんどんアップデートされていてより良くなってきているので、これから入社してくる方は正直羨ましいです(笑)

―― 前職から転用できると感じたスキルや経験はありますか?

私が営業をやっていてこれは一番通用したなと思った経験は「代理店販売の経験」です。前職では商社的な立ち回りを求められることが多いのと、ゼネコンともよく取引をしていたため、常に「目の前の人は誰に対して何をすることで稼いでいるのか」と「この案件は誰の顔を立てなくてはいけないのか」を考えるようになっていました。
スパイラルに入社してパートナーセールスの担当になりましたが、こういったことを考えたり想像できたりする人は少なかったと思うので、ちゃんと武器になると感じましたし、成果につながったと思います。

―― ベンチャーに向いている人・向いていない人を教えてください。

当社もベンチャーのスタートアップ企業かといわれると、IT業界でも長く存続している会社の部類になってきていますが、自分で成功のための道筋を描いてそれを検証するトライ&エラーが楽しいと思う方は向いていると思います。一方で、そういった過程での失敗や変化にネガティブな印象を持つ人にとっては、逆に苦しいと感じてしまうと思いますね。

―― 今後の目標を教えてください。

スパイラルをもっと多くの方に魅力的で面白い会社だと知ってもらいたいです。社歴は短いですがいくつか職種を経験するなかで、やはりスパイラルのビジネスモデルはおもしろいなと思っていますし、お客様に対してどうあるべきかを考えて柔軟に仕組みを変えていく姿勢も共感できると思っています。ですが、当社の魅力はまだまだ社外には伝わっていないと感じることが多々あります。採用担当としてはまだまだ未熟ですが、当社はこんなにわくわくできる会社だと多くの方に知っていただき、このわくわく感を共有したいですね。

―― キャリアチェンジを考えている方へメッセージをどうぞ!

自分の選択を成功と言えるために頑張れる環境を選ぶことが大事だと思います。やはり転職してうまくいかないことがあると前職の同期が活躍している姿だったり、転職中にオファーを断った会社の条件面だったりがめちゃくちゃまぶしく映る時があります。だからこそ、「自分にとってこっちが正解だったぞ!」と自信を持って言えるような選択をしてもらいたいなと思いますし、それを後押ししてもらえる環境を選んでほしいという意味で、先ほどのメッセージを伝えたいですね。それが給与だという人もいれば、どんな人と一緒に働くかという人もいるなかで、自分はどんな頑張り方が向いているのか、しっかり言語化して環境選びをしていただきたいと思います。
案外、今働いている会社が最適ということもあるかもしれませんよ!

―― ありがとうございました!


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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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