朝からスーパー銭湯にこもる
朝からスーパー銭湯にこもるぞ!と、前日から固く心に決めていた。
旅行に行くような緊張感で自然と目覚め、普段は使わない大きめの鞄に化粧品やらPCなど詰め込み、朝9時に出発する。
ちょうど図書館に予約していた本が届いていたので、途中立ち寄りさらに鞄を膨らませ、本当に旅行者然として電車に乗る。
目的地は両国の、江戸遊というスーパー銭湯です。
開店と同時に入り、火曜日は会員デーなので500円払って会員にもなってしまった。明日は会員になるぞ!と、これも前日から決めていた。気合十分。
江戸遊はこれまでも何度か来たことがあって、温浴施設もさることながら、コワーキングスペースなるものがとても気に入っている。
到着してまずは館内着に着替え、風呂には入らず早速そのコワーキング〜に行くことにした。
休日でもここ空いてるんだよなとは思っていたが、平日の朝一番ともなると誰もいなかった。
BGMも特になく、たまに配管を流れる水音が聞こえるくらいに静かな部屋だった。
最近は英語の学び直しをしているので、持ってきた参考書を読む。
飽きてきたので、だらだらとTwitterなどを眺める。
それで気がつくと13時になっていたのでお昼ご飯を食べることにした。
最近そば屋で天ぷらそばを食べることがマイブームなので、江戸遊はそば屋ではありませんが、天ぷらそばを食べることにした。
あっという間に出てきて、そばも天ぷらも本当においしかった!!
街のおじいちゃんが作るものよりも洗練されていた。
よそ行きの天ぷらそば。
腹ごなしに借りてきた本を読むことにする。短編だったので小一時間で1冊読む。15時になってようやく風呂に入ることにした。
江戸遊は温泉ではないけど、お風呂も色々種類があるし、みんな好きな炭酸泉もあるし、サウナも力を入れているし、ボディタオルもご自由にどうぞだし、露天風呂もいい感じだし、広すぎず狭すぎずとにかく明るく清潔で、とてもナイスな施設なのです。
せっかくなのでサウナも入ることにする。
漫画「サ道」が発売された頃にわたしも流れにのってあちこちサウナに行ってみたけど、いまだに「整う」はよくわかってない。
一度全国屈指の有名店に行った時に、「サウナ暑!!!」「水風呂冷た!!!!」「整った!!!!!!」みたいな現象になった気もするけれど、なんかすごく不自然な感じがして、そこには一度しか行っていない。
自分のこれかな?という感覚としては、ぼーっと休憩しているときに、気がつくと「ららりら〜♪」と脳内で鼻歌を歌って浮かれているくらいのものなんですが、一般的にはどんなもんなんでしょう。
昔、会社の先輩方に整うって何?と聞かれたときは、「明日会社いやだな〜と思っていたのが、気づけば『まあいっか』になってる感じです」と言ったら、皆に羨望の眼差しを向けられたのをよく覚えている。
ああ皆さん大変なんだな…とその時はただそう思ったけど、漠然とした憂鬱な気持ちが消えることっていうのは実はすごいことなのかもね。
ドラマなどで「整う」演出があまりに大袈裟なだけで、やっぱりこれがわたしの整うってことでいいのかな?と今書いていて思う。
ということで、江戸遊のサウナで整いました。
江戸遊で一番いいなと思うのは、整い椅子が籐(ラタン)なことです。
風呂からあがり元気になったので、キリンレモンを買って、また参考書を読むことにした。コワーキングスペースはやっぱり静かで快適だった。
2時間ほど読みもう19時。Netflixとか見るかなと思いPCを持ってきたけど、結局一度も開かなかった。お腹が空いたので帰ることにする。
両国でつけ麺屋に寄る。空調が完全に壊れているそうで、大量の汗をかきながらつけ麺を食べた。サウナ効果でポジティブなので、タイに来たみたいでいいや!と終始ご機嫌だった。
店を出たら外がめちゃくちゃ涼しく感じて笑った。(32℃)
学生の頃からスーパー銭湯が好きで、当時はまずがっつり風呂に入り、飲んだくれ、爆睡し、最後にもう一度風呂に入って帰るのが定番だった。
働いていないと、特にこれがやりたいという気にはならず、それはそれで寂しいものだなと思った。
でも今日は楽しかったな!
しかし、帰ってもう風呂に入らなくていいっていうのがスーパー銭湯が好きな一番の理由かもしれない。わたしは生粋のものぐさなのです。
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