モノクローム(3)。
モノクロームの写真ってどうなんだろう?
この話題も3回目、出口はあるのでしょうか?
過去2回は、fp で撮ったカラー写真の彩度を0にして、それを眺めるというズボラな試みでした。
モノクロームを甘く見過ぎだろ!
という自己ツッコミを踏まえ、今回は fp の設定を「BW、JPEG」として、モノクローム縛り、後処理なしで挑みました!
いろんな写真を試してみて、自分のココロがゾクゾクするものを探すただただ私的な試みですが、よろしければお付き合いください。
で、その写真
こんな写真を撮ってきました。露出補正は−0.3、ちと暗いか?
テクニックや完成度はいったん度外視していますが、モノクロームの良さも少しは見え隠れしている気がしてきました。
日記的なモノクロ写真
すっかり寒くなりましたね。街にはシベリアな人たちがちらほらと。いっしょにホッキョクグマが信号待ちしてても違和感なさそう。
普段は深煎りのわたしですが、浅煎りのスペシャリティーコーヒーというのも前々から気になっていました。
そんなわけで、KURASU Kyoto Stand さんにお邪魔し、「ほんのりオレンジのような味がしますよ」なのをいただいてみました。
「ほんとだ!」少し冷めてくるとほんのりオレンジっぽい。「これがフルーティーな味わい」ってやつか!
サンタさんが、来るべき出勤日に向けて仕舞い込んでいたユニホームを陰干ししているのを見つけました。街もだんだんとクリスマス気分ですね。
良い子のみなさまには、きっと素敵なプレゼントがやってくることでしょう(預金残高と引き換えに)!
少しお腹が空いたので、マイブーム中のバーガーキングへ(人生3度目だけど)。そこで「スモーキーテリヤキバーガー単品で!」と言える勇気。(ダイエット中なもので…)
などという、おじさんの日記。モノクロでも成立しているように思えます(もちろん需要はないけど)。
ここからの洞察として、
記憶って案外モノクロなんじゃない?
少なくとも、思い出にとって色彩は必須ではない、くらいは言えそうな気がしてきました。
おわりに
WEBを見てみると、「モノクローム写真のコツ」が解説された記事がいくつもヒットします。いくつか見てみると、とてもかっこいい写真が並んでいて感心するとともに、いくつもテクニックが述べられていて参考になりそうです。例えば、
が、わたしは見るのをやめておきます。
テクニックに走ってしまうと、ぽい写真は撮れるようになってもそれはわたしの目指すものじゃない気がして。わたしが探しているのは、わたしがゾワゾワするような写真。わたしの記憶や感情とリンクするような写真。上手い人の写真を見てしまうと、わたしの記憶が書き換えられてしまうような気がして。
それに、まず「撮りたい絵」があって、その後に、それを効果的に表現する機材やテクニックがある。逆じゃないですよね?
と、分かったようなこと言ってみましたが…
今回もまとまりのない、迷走の記録でした。