鹿児島の春(3)~世界遺産、薩摩藩島津家別邸・仙巌園~

画像1 桜島を望む雄大な庭園で、世界文化遺産でもある「名勝 仙巌園」。個人的に日本の庭園ではここが一番気に入りましたので、今回は仙巌園スペシャルでお届けします。
画像2 仙巌園は万治元年(1658年)、19代光久によって築かれた島津家別邸です。錦江湾や桜島をとりいれた雄大な景色が美しく、迎賓館としての役割も果たしています。日本の近代化をリードした場所でもあり、2015年に世界文化遺産の構成資産に登録されました。
画像3 やはり庭園は周囲の景観が重要です。周りがビルだらけであるより、美しい自然の風景であるほうが何倍も映えます。
画像4 そのまま飲めそうな湧き水。
画像5 園内を散策。山側から海側まで、わりと高低差があります。
画像6 右手に、下の道を行く人が見えますね。
画像7 曲水の庭。昭和34年(1959年)に発掘され、江戸時代の姿をとどめています。
画像8 園内の御殿は幕末明治には迎賓館となり、国内外の賓客が訪れました。最後の藩主となった島津忠義も明治30年に亡くなるまでここで暮らしています。
画像9 見晴らしの良い、芝生のエリアに向かっていきます。
画像10 鹿児島のシンボル、桜島。標高1,117メートルの活火山で、立ち上る噴煙からは大自然の力を感じることができます。
画像11 仙巌園の前には日豊本線が通っています。日豊本線は、福岡県北九州市小倉北区の小倉駅から大分駅、延岡駅、宮崎駅および都城駅を経由して鹿児島駅までを結ぶ、JR九州の鉄道路線です。
画像12 仙巌園は他の大名庭園と異なり、大きな池や築山がありません。それは錦江湾と桜島がすぐ目の前にあるためです。桜島が最も美しく見えるといわれるこの景観は、島津家歴代に愛されました。
画像13 右手に見えるのが御殿です。29代島津忠義が本邸として使用していました。
画像14 芝生のエリアにはハトがたくさんいました。
画像15 ひさご池。曲水の流れを落とす滝と池。この石組と石橋は、英公使パークスが1866年に仙巌園を訪問した際にヨーロッパに紹介された風景のままです。
画像16 大河ドラマ「篤姫」のロケ地としても登場した水道橋付近。
画像17 獅子乗大石灯篭。庭園の中で最も大きな灯籠。笠石の大きさは8畳分もあります。上に乗る獅子は空から飛び降りてきて、着地後に桜島の方を振り返った姿だそうです。

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