SeaArtさんが公開しているLoRaの作り方説明書の日本語訳
説明書が画像で英語な上に画像サイズ的にちょっと見にくいので、見やすいように転載してみました。日本語に変換してあります。
https://www.seaart.ai/artWorkDetail/cl9ia494msbfr181nnr0
ちなみに私のHPに初心者向けのLoRaの作り方解説があります。
よかったらご参考下さい。
SD用
Discord内のパブリックガイドにあったので日本語訳で転載します。
①データセットを作成します。
②画像をアップロードします。
量よりも質が重要です。
高解像度で照明や角度など、色んな画像をまず30枚用意しましょう。
③タグ付けを設定します
AIに学習させたい機能を削除し、将来調整したい機能は残しておきます。
黒髪のキャラクターで黒髪の画像を固定したい場合は「black_heir」(黒髪)を削除します。
高級設定
Epochs: トレーニング セット画像がトレーニングされるサイクル数。サイクル数が多いほど効果は高くなります。初心者に推奨される: 10。
Repeats: モデルが画像から学習する回数。回数が多いほど効果は高くなります。画像の詳細が高い場合、多くの場合、より多くの学習時間が必要になります。ただし、回数が多すぎると画像が安定しない可能性があります。したがって、最適な値を選択する必要があります。
Learning Rate and Optimizer:
Unet_lr: 学習率が高いほど、速度も速くなります。レートが高すぎると、品質が低下します。レートが低すぎると、得られる画像は理想的ではなくなり、学習が遅くなります。
✨ 推奨値は 0.0001 です。
Text_encoder_lr: テキスト、タグの学習の感度が高くなります。
Optimizer: AdamW がよく使用されます。
Network Settings:
Network_dim: 値が大きいほど、画像の精度は高く保たれますが、必要な時間は長くなります。高解像度の画像には通常、より高いネットワーク次元が必要であり、通常は 128 の値が選択されます。
(アニメは32、キャラクターは32~128、風景や物は128以上)
Network_alpha: Network_dim を超えず、値を 1 ~ 128 に設定することをお勧めします。
Other Settings:
解像度: 解像度が高いほど、必要な時間は長くなります。推奨値は 512*512 です。
SDXL用
こちらはSeaArt内で見れるガイド画像です。