「あなたにあいたくて」
触れたくて紫色のため息ひとつ
ずっと待っていたの
あなたに会える喜びを
一年に一度の織姫と彦星のよう
いいえ、そんな事ではないわ
ふたつを導く答えはひとつ
出逢いの道に
鐘の鳴る丘の坂道に
あなたの名を唱えてみるの
胸の中で
いいえ、そんな事ではないの
つい声がもれてしまう
近づくに連れて高鳴る心臓の音
触れたくて赤色のため息ふたつ
あなたの音色とバイブレーション
レジ前の誘惑に
わたしの心は遂に
奪われてしまったの
愛しきショコラーテ達へ
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