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反抗期は成長の証。暴言は甘えてる証。

「さっきサツキにクソババアって言われた」

言葉のやり取りがうまくいかず、長女が嫁さんにキレてふて寝をしたらしい。そばにいた二女と長男はポカーン。なんで怒ってんの??という感じだったらしい。

嫁さんも教師で歴は私の先輩。やんちゃな生徒とやり合ってきた経験がたくさんあり、ちょっとやそっとの暴言ではビクともしない。当然、我が子とはいえ、クソババア程度ではケロッとしている。

「『死ね!』としか言えない生徒もいた。おかげで何回もコロされてきたけど言われるのは他人なんだよね。でも、身内に言われたのは初めて😆」

我々の仕事は、対象者は発展途上でいままさに急上昇するタイミング!ってときである。精神的に不安定になる時期。だから無茶苦茶になる。本人が一番しんどい。自分で自分をコントロールできなくなる。私も本当にしんどかった。高一まで続いた。

そんなときに甘えられるのは親であり家族だけど、それができない生徒もいる。親との関係が複雑だったり、上手くいってなかったり、きょうだいのことを思うと・・ってのもいたし、もういろいろ。

そんなときに甘えられるのは学校の先生。そこしかない。そこでもなければどんどん道を外していく。最後の砦みたいなところなのかな。

甘えられる唯一の条件は、自分のことを嫌いにならないと信じられること。暴言吐いても、ときには手が出ても、絶対に自分のことを嫌いにならないと信用できる人にしか甘えない。

反抗期も同じようなもの。保護者の方で反抗期に悩んでると言われる方は多い。けど、それは順調に成長している証であり、信用してくれてる表れなんですよとお話しすることがある。保護者としてはわかっててもしんどいけどね苦笑



我々夫婦は仕事のおかげで少々の子どもの反応やわがままには屈しません。たぶん。本格的に反抗期が来ないとなんとも言えないでしょうけどね。

でも、長女や二女に真剣にキモい!とか言われたらきっとショックなんだろうなあ。いまから怖くなってきた。。。

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