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保護者会で感じる保護者とのつながることの大切さ。貴重な時間をありがとうございました。

保護者会が終わりました。7名の生徒とその保護者の方と30分くらい貴重なお時間をいただき、学校の様子や私の考えをお話ししました。

ダメ出しは簡単。あれはダメこれはダメと言っていればいいだけで、これはなんの準備もいらない。そんなことするわけないんですけどね笑

太鼓持ちみたいに良いことばっかり言うわけではないけど、しっかり直していこうねということもお話しします。あくまでも前向きに、次頑張ろうなという気持ちを込めて。

普段からマメに連絡をして、学校の様子をお伝えすること。

なかなかけっこう大変。〇〇には最近連絡してないからしとこうとか、□□は今日調子悪かったから報告しとことか、生徒全員の顔を浮かべて考えるのが帰る前の決まり。

今年度はそれを意識してやっている。私の考えや方針を知ってもらうことをまずは最優先。押し付けるわけではなく、こんな考えです、というよりもこんな性格ですってのを理解してもらうことが優先かな。

もちろん保護者の方の性格や考えを知ることも重要事項。そのやりとりをしていくことで信頼してもらえるし、少々迷惑をかけてしまっても「まあしゃあないか」と思ってもらえる苦笑。

普段からのつながりがとても大切だということを、教師22年目にして痛感している。そのおかげで今回の保護者会はスムーズに話が進み、世間話をしたり、ちょっと愚痴を言い合ったり、談笑したりととても楽しい時間を過ごすことができた。



保護者の立場からすると、子どもが成長するにつれ、どんどん様子がわからなくなってくると聞いたことがある。保育園ではお迎えに行ったときに担任の先生からその日の様子を聞くことができる。それが、小学校、中学校と学年が上がるにつれ学校の様子がどんどん見えなくなる。子どもも話さなくなるし、と。

このブログでも取り上げたが、「見えない」っていうのはとても怖くて不安。学校がそうなってしまうのはある程度しょうがないとしても、隠すことではない。できるだけオープンにして、できる限り情報提供すべきなんじゃないか。それだけでも保護者としては安心するんじゃないかと思うようになった。

文字で伝える方法がある。でも、私は字が下手。あまり書きたくないし、ブログをしているとはいえ、短文でこちらの意図を伝えられる自信はまったくない。下手すると間違った解釈をされ、問題になる可能性もある。形として残るのもよろしくない。

なので、電話になる。実は電話も苦手。表情が見えない分、相手がそんなつもりでこの言葉を使ったのかわからない。学生の頃、デリバリーのバイトをしていたので電話の怖さは知ってるつもり。やっぱり緊張します。

最終的には家庭訪問をします。やっぱり顔を見て話したいしね。



学校や担任を信用してもらうためには、こちらからアクションを起こし、できるだけ知ってもらうこと。これが大切だと思う。ただでさえメディアで叩かれやすい立場である以上、そんな人間ばかりじゃないんですよとわかってもらわないとね。

おかげで感謝されるお言葉をいただけました。これからの励みになります!

マメに連絡をした甲斐が十分にあった保護者会でした。



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