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仕事の相談もできる保育園。ありがたい存在です。

「パパ、あしたほいくへんえおくってください」
と言って長男は寝室へ行く。

毎日の日課だ。

今年になっていきなりそんなことを言い出した。それまでは母親と比較的ゆっくりしてから出発する。ママじゃないと!と泣いていたのに。なぜこうなったんだろう???

訊いたことはないが、3月で卒園するのでこちらの思い出作りとしても利用させてもらっている。早く帰れる日はお迎えにも行く。

毎日続けると、毎日同じような時間に送迎をされているママさんがいる。同じクラスのママさんもいらっしゃる。長男とは顔馴染みなようで、すれ違うときは必ず手を振ってくれる。あ、長男に。


不思議とパパさんは見かけない。お迎えにパパさんは・・・やっぱり見かけないね。私が早すぎるのかな?

院生時代、保育士の同期には「パパのお迎えはポイント高いよ!」と言われ他のをいつも思い出しながら、「今日もポイント稼いだ!?」と勝手に悦に入っている苦笑 ポイ活だな。

長女のときはもう少し男性が多かった気がする。おじいちゃんも含めて。時代とかその年代にもよるのかな。



迎えに行くのは、嫁さんの負担を減らすこともあるし、親の仕事でもあるし。でも何よりも良い気分転換になる。

長男の同級生には顔を覚えてもらっているので、笑顔で手を振ってくれたり、ハイタッチをしたりする。保育士さんとの会話も楽しい。今日の出来事について話し合ったり、ときには私の仕事にことについて話し込んだり。といっても、ほとんど私の愚痴を聞いてもらっているけど。

教育と福祉(保育)の違いはあれど、子どもを育てる立場は同じ。理解してもらえる部分もあれば理解できることもある。子ども(生徒)の関わり方について相談することもあるし、例えばハンドベルなどの演奏の指導方法を教えてもらうこともある。ありがたい存在。

そういえば、スクールソーシャルワーカーと話をしているとき、「特別支援教育は福祉の要素も入っている」と言われたことがある。私たち特別支援学級の担任は教育者であると同時に福祉の考え方も持ち合わせないといけないと言うこと。これけっこうしんどいんです・・・。同僚にはなかなか理解してもらえないんス。

教育と福祉の二刀流の仕事をしている(ちょっとカッコよく言ってみた!)と相談する先もそれぞれの存在が必要なんだろう。

その相談先もあと1ヶ月でお別れです。仕事続けられるかなあ・・・。

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