自然には逆らわず、流れを上手に掴むことが大切。
自分が13年強務めた会社を辞め新しい職場と環境で、仕事をスタート致します。
これからは、売上と生産と利益を追い求める世界から少し離れて、本当の意味でものを作る世界で活動していきます。
どうぞ、宜しくです。
年始の休みを利用して、家族で北国への旅行をしてきました。
『夏の方が気持ち良いシーズンなのに』という言葉も聞こえますが、西日本に居ると体感できない世界を経験することの方が、色々発見があると思い、旅行をしてきました。
日中マイナス8度というのはなかなかピリッとくる気温ですが
雪の力か、風がそこまでキツくなく、雪で音が消される音が響かない世界が北国の冬なんだなというのが実感です。
建物を生業としている自分としては
やはり建物を、この雪や寒さ厳しい土地で、どうやって作り上げていくのかが気になるところです。
北の厳しい気候条件で、建築を行うにしても、なかなか限度はあるもので、まずは雪かきからスタートする朝の活動を考えると、『時間厳守』という事はなかなか難しい。
北海道の方の口ぐせで『なんも、なんも』ということばがあるけど
おおきな自然の前では、小さな事を気にしすぎては、乗り切れないものがあります。
都市に行けば行くほど
時間とお金と狭さにさいなまれ、苦しく、息苦しい世界があります。
僕は、単純に『狭いところに、人がぎゅうぎゅうだから』に他ならないと、北海道を体験して思いました。
自分達がどうやって生きていきたいか?
余裕をもって、ゆったりとしていきたいのなら『狭さ』で暮らさず、『広さ』の中で暮らすべきではないかと思います。
都市で暮らすにしても、ぎゅうぎゅうと敷地を詰めて、ゆとりを無くして、筒いっぱい詰め込むのを辞めてみてはどうかと思います。
建築の中に、北海道の広さ・雄大さ、自然の有難さを、都市生活の中にも、少しエッセンスとして、入れてみるのも良いのではとかんがえます。
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