みやさん/人と家族の関係

建築士/家づくりの仕事に携わって12年。一緒にお手伝いしたオーナーは120件を超えてきました。すべては『聴く』事で一緒に解決出来ると考えています。 家族と人、場所、夫婦関係や、全ての事が『家』が基礎になるんだなと知りました。その『家』から元気を作り出したいなと思っています。

みやさん/人と家族の関係

建築士/家づくりの仕事に携わって12年。一緒にお手伝いしたオーナーは120件を超えてきました。すべては『聴く』事で一緒に解決出来ると考えています。 家族と人、場所、夫婦関係や、全ての事が『家』が基礎になるんだなと知りました。その『家』から元気を作り出したいなと思っています。

最近の記事

家で人格が形成される。

ご覧いただきありがとうございます。 高級住宅でも 古いくたびれた住宅でも 中流と言われる住宅でも 家の価格とは違うジャンルで 不思議と漂う『質の高さ』を感じる家があります。 それは、玄関まわりと、お庭まわりに 集約されること多いです。 高級住宅でも 雑然としていることもありますし シンプルで、簡素な家でも センス良く整えている住まいもあります。 また、グリーンをどう扱うか?は 生き物に対する敬意ややさしさの 現われにも感じます。 それは家族に対するいたわりや好意も

    • 目を閉じる方がよく見えることがある。

      こんにちは、御覧いただきありがとうございます。 職場が変わり、自分の働き方も、働く仲間も変わりました。 今思い出すと、自分の置く環境を変えたい。イコール 流れを変えたい。と強く変えたいと思っていたのが こうして現実になったんだなと思います。 今の代表の考えに 『楽しく作られた建築は、良い建築になる』『それは住む人に伝わる』 というのがあります。 それは僕も同感で、見えない伝わるものがあると思っています。 ・ ・ 最近自分は、視覚的な情報に流されないようにするために 目をつ

      • バイアスがかかっている、現代住宅

        現代住宅を作りながら、さてはて 断熱性の向上、デザイン性、おしゃれ、日当たりや、空気の流れ、導線計画、収納計画などなと。 数多のデザインコードが存在する住宅建築ですが、競うように性能と効率を求めるのは、現代社会を映していると思うものです。 もしかしたら、質感にこだわった家の方が、満足度が高い場合もあるかもしれないし、 家自体を使い込みながら、味わいを増していく家の方が好ましい場合もあるかもしれません。 ふと立ち止まって 現在指標にしている、良いと言われる建築デザインが

        • グリーンの力

          今年のゴールデンウィークはさわやかな日差しの出る日が多かったですね。 仕事もプライベートも、いずれも活動しやすかったです。 明るい日差しのおかげか グリーンもきれいに映え、道に河原に、山々に咲く花にも 目が行ってしまいます。 建物のほとんどは 無異質なもので成り立っています。 有機質である木造の建物も 隠れてしまっているため 見た目は静かで動かない 物質でできているため、 一般的には『冷たく』感じます。 ですが、グリーンが周囲にあるだけで 建物も呼応するかのように 生き

          本物と、偽物が伝える影響。

          写真は工事中の玄関ホール、工事中の状況です。 靴を置いてある場所が、コンクリート下地の状態で、それに近いふいんきのフロアタイルを貼っています。 お金を払って仕上げている内装が、極めて本物に近い状態を作っていると言うのはなかなか感慨深いものがあります。 建築を作る立場として、出来る限り訪問の質感に触れていただいた方が、上品で良いものになるのではないかと思っています。 しかしながら、メンテナンス性能や汚れ具合、劣化のスピードなどなど、人間の身勝手な都合によってそれらは、塞が

          本物と、偽物が伝える影響。

          建築物と言う一見動かない建物が、時間をかけて人に与える影響があると考えています。例えば窓から入る光、風、風景、夜の明かりや、その反対に暗闇。湿度や匂い、汚れや、花々の草木の香り。人の流れや声。シャットダウンすることも、常に聞こえるようにするのも可能。それを考えるのが建築だと思う。

          建築物と言う一見動かない建物が、時間をかけて人に与える影響があると考えています。例えば窓から入る光、風、風景、夜の明かりや、その反対に暗闇。湿度や匂い、汚れや、花々の草木の香り。人の流れや声。シャットダウンすることも、常に聞こえるようにするのも可能。それを考えるのが建築だと思う。

          流動的な空間を作り出すこと。

          水や空気は、常に動いている存在と言うのは、分子レベル原子レベルの話として一般的な知識としてあると思います。 人間も動物も、風も空気も植物も、成長や衰退をしながら、考えてみれば止まっているようで、全く止まっていないことがよくわかります。 つまり、常に流れている、流動的な状態という方が本当は健全なんじゃないかなと思うのです。 住宅や、ビル、事務所店舗、等々建築物は止まっている状態と思われがちですが、建物自体は、空気が流れていたり、水やお湯が流れていたり、電気が流れていたり、

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          密閉しないことの大切さ

          何となく閉塞感を感じたり 気ぐるしさを感じる事があると思いますが、それは思っている以上に建物の影響もあるのかなと個人的には思います。 以前のブログにも書きましたが 現在の住宅は、かなり高気密に力を入れています。 工事現場を目にする自分としても 発泡スチロールで なおかつ隙間をテープでバリバリと密閉している現在ですから、当然ながら空気の動きは少なくなります。 漆喰・樹木・木材・紙・砂・セメント 壁や天井・床 材料が張られたとしても それらには微量の隙間があり 空気や湿度も

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          空き部屋をプチアトリエに。

          アトリエに行った事がある人は どれくらいいるでしょうか? 書斎とは違って アトリエはクリエイティブを 生み出したり 様々なジャンルでの 創造を生み出す場所です。 自分がそんな場所を作ったら 実は、ぐっと『自分の好き』に 触れられると思うのです。 ・・・ 私は建築という仕事をしていますが 僕たちは、空間を作っても 活用してもらわないと意味がない 仕事になります。 自分の実体験も含めてですが 住宅の多くは子育てが終わると 当然ながら夫婦だけになることが多く 4人や5人だった

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          仕事や生活の空間は多拠点でも良い。

          こんにちは。 仕事の関係で、リノベーションなどが盛んな 尾道で、いろいろと外観デザインなどを参考に 家族と町ブラをしつつ デザインの構想に思案中の自分なのですが 仕事を一つの場所で行うことなく 僕たちのような様々な空間を提案・提供 そして、モノづくりとして 具体的に場所を作っていく立場の人間としては 一つの場所を拠点として 活動していくのは 人生の中の貴重な時間として もったいないのかなと ここ最近感じています。 集中して活動するアトリエの空間も持ちつつ 新しい出会いや景

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          テクスチャー『素材』はホンモノを。

          こんにちは。 身近な素材には、本物とウソものがあります。 ホンモノはできるだけ 自然のもの そのもので表現するほうが やはり、高級感があります。 それは、素材そのものが 高い・安い じゃなくて ホンモノを使う事が安っぽさを 軽減してくれます。 例えば 草花と造花は、違いますし 壁紙とホンモノの紙は違いますし 石とタイルは違うし 砂と砂を表現したシートは違う。 鉄とプラスチック 油絵とコピーの絵 などなど、現在のほとんどが フェイクの素材として 表現され、それが普通にな

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          家の中・外に植物を

          こんにちは。 新しい職場で仕事をして数日経過しました。 ありがたいことに、非常に楽しみながら 仕事をさせてもらっています。 さて、植物は枯らしてしまって どうも苦手で、、、。 という方も 個人的には家にグリーンを 置いていただきたいなと思います。 それは何故かというと 彼らが確実に 空気を『調和』してくれるからです。 調和というのはどういうことかと言うと 個人的には 人間関係の中にも、空気のよどみというのが あると思っていまして イライラした時や 慌てている時 悲しい

          過度なルール・規則がもたらす弊害。

          会社に行くのが憂鬱な人が多いですよね。 僕も多分に漏れずその1人でした。 そんな僕が悩んでいたのは、どうやら人では無かった事に気づいたんです。 会社に行くのが憂鬱になるその理由の大半は、コミュニケーションと思われていると思いますし、会いたくない人がいたりするのが理由です。 しかし、そんな会いたくない人も、同時にコミュニケーションに悩んでいたりします。 その歪みを生んでいるのは、『過度なルール』にあるのでは無いかと思うのです。 そもそも 様々な会社のルールは何のために

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          『音の重要性』

          こんにちは、小さき世界の一つとして『音』があると思います。 音は目に見えないですが、常時影響している非常に重要なものだと、僕は考えます。 例えば会話は音を通して交わします。 そのテキストとしての中身だけでなく、音の中から伝わる感情の方が実はコミュニケーションでは大きく影響します。 たとえば 焦り・怒り・安心・冷静・侮辱・喜び・不安・嫉妬 などなど。挙げればまだまだありますが、それが音を通じて伝わります。 それが言葉で無くても、音楽でも表現されるし、自然の中で生きる動物

          小さな世界で、大きなものを発見する。

          僕たちは、どうしても大きな世界に飲み込まれやすいと思います。 世界情勢の影響 お金の流れ 自然災害 TVやメディアの影響 政治 教育 国、自治体、市町村 交通ルールやマナー それらは非常に重要であり同時に重要では無い事も多いです。 何故なら、個人の住む世界や、行っている行為は非常に小さなものだからと思うのです。 一日に大きな変化は無いし、突然大きなお金が舞い込んでくる事はほぼ稀で、少しづつ積み重ねたり、逆に削っていったりという作業がほとんどだからです。 建築という仕

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          自然には逆らわず、流れを上手に掴むことが大切。

          自分が13年強務めた会社を辞め新しい職場と環境で、仕事をスタート致します。 これからは、売上と生産と利益を追い求める世界から少し離れて、本当の意味でものを作る世界で活動していきます。 どうぞ、宜しくです。 年始の休みを利用して、家族で北国への旅行をしてきました。 『夏の方が気持ち良いシーズンなのに』という言葉も聞こえますが、西日本に居ると体感できない世界を経験することの方が、色々発見があると思い、旅行をしてきました。 日中マイナス8度というのはなかなかピリッとくる気温

          自然には逆らわず、流れを上手に掴むことが大切。