沈黙しない、させない。
「心理的安全性」という言葉がある。調べてみると、他者からの反応を恐れたり恥ずかしいと思ったりせず、自然に自分らしく振る舞えるような状況を言う、とある。
生産性の高いチームは、メンバーが互いの意見をぶつけ合いながらより良い目標に向かって力を合わせることができる。自分と異なる視点から学び、共に考える姿勢が欠かせないことは、言うまでもない。
大切なのは、それぞれが自分の意見を率直に発言することで不利益を被るかもしれない不安を抱かない環境を整えること。社会や組織で生き延びるためのスキルとして忖度が必須という状況を変えることだ。
つい先日、同僚に「気持ちは分かるけど、そこは長い物に巻かれといた方が安全なんじゃない?」とアドバイスされた。私のためを思っての親切心からでた言葉であることは間違いない。「ワタシ、そこは巻かれない主義なんですよねー。」と笑顔で返したら、彼は苦笑いして黙ってしまった。
やっぱり私は、組織で生き残るタイプじゃなさそうだ。思ってないことを言うのは苦しいし、思ったことを伝えられない社会は幸せじゃない。We shouldn’t be silent.
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