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マネジメント活動をできていますか?

私の学び続けたいテーマの一つであるマネジメント。O'Reillyジャパン出版の『エンジニアリングマネージャーのしごと』の一章にある以下の一文が刺さる。

自分が仕事しているよりも、自分の周りで仕事が発生していると感じる

書籍:エンジニアリングマネージャーのしごと

マネージャーとしての自己効力感をなかなか満たすことができない現状をとても表している。そこで、改めてマネージャーの仕事は何か、この書籍に書かれている4つの分類に触れていく。

では、4つの分類とは何か?

マネジメント活動の4つの分類とは?

各活動は以下の通り。
①情報収集
チームや会社に何が起こっているかを理解し、意思決定の土台になる。

②意思決定
マネージャーが持つ特権。それゆえに、結果に責任を持ち、真剣に行おう。

③ナッジング
あまり耳にしない言葉(私も初めて知った)。議論に対して自身の観点を提供することで、決定に影響を与えること。意思決定を下す立場でなくても、けってに影響を与える。自分の発言に権威が伴う。

④ロールモデル
物事をきちんと実行し、言うべきことを言うこと。要は、率先垂範で示す。

これを踏まえて、ある一日の自分の仕事をこの4つ分類で仕分けしてみた。
・スプリント計画:ナッジング、意思決定
・設計レビュー:ナッジング、意思決定、ロールモデル
・営業会議:情報収集、ナッジング、意思決定

大なり小なりはあるが、自身がマネージャーとして活動をしている、と自覚することができる。これからは、日々の振り返りで、4つの活動ができているかを意識的に考えてみようと思う。

そして、その先の本当に大事なことは、

何のためのマネジメント活動か?

やはり、成果を出すためにマネジメントをしていることを忘れてはいけない。

これも書籍から引用すると、

マネージャーのアウトプットとは?

個人でなくチームと言う尺度で計ろう。

最後に、2023年は下記を実践していく。
・自身のマネジメント対象組織に偏りなく4つの活動をする
・打合せの場だけでなく、日々のコミュニケーションで4つの活動をする

さあ、マネジメントで自分もチームも、イキイキしよう。

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