爆弾係はくじ引きで決めろ / バリー シーズン3〈あらすじ・ネタバレあり〉
評価:83点/100点
前シーズン終盤、ジャニスの死体が彼女の車と一緒に発見された。
殺害犯の第一容疑者として彼女と交際していたクジノーが逮捕されるものの、車のトランクから"借りは返した"のバッジが見つかったことで、チェチェン・マフィアの犯行だと疑われる。
ジャニスの死のショックは大きく、クジノーは劇団を解散させる。
ドラマ出演をしながら時々殺し屋を続けているバリー。
"自分がジャニスを殺した"とクジノーに知られるも、バリーは「あなたを俳優として復活させる。生きる目的をジャニスではなく、演じることにしてくれ」と説得し、罪滅ぼしの意味も込めて自身の出演作品にゲスト出演させ、25万ドルを渡す。
その結果、ハリウッドで干されていたクジノーは再び評価され始め、"傷ついた元海兵隊員を俳優に生まれ変わらせた"という評判が広がって、リアリティ番組のホストを任せられる。
一方サリーは、脚本家としての才能が開花。ハリウッドにおける女性の地位向上の向かい風もあり、自身の手がけたドラマ【ジョプリン】のヒットで注目を浴びるが、すぐに打ち切られて業界の厳しさを肌で感じる。
加えて、劇団時代からの女優仲間に自分のアイデアが盗まれる。挙句、ドラマ化が決定し、サリーにとって悪いことばかりが続く。
バリーの襲撃によって部下を皆殺しにされたシフエンテスは、同じく仲間をほぼ失ったハンクと恋仲になっていた。
そんな事情を他の人間に知られるわけにはいけないので、もちろん2人だけの秘密。
シフエンテスの義父でボリビアの組織のボス・フェルナンデスが、ロサンゼルスに現れる。
部下を殺したのがチェチェン・マフィアだと決めつけて報復の準備を進め、ハンクは生き延びるため、フェルナンデス暗殺をバリーへ依頼する。
バリーが家ごと吹き飛ばして、フェルナンデスと彼の部下を殺害するが、今度はシフエンテスの妻・エレナ(フェルナンデスの娘)がロサンゼルスにやってくる。
エレナは、チェチェン・マフィアに奇襲攻撃を仕掛け、シフエンテスと一緒にボリビアへ帰国する。
エレナは、シフエンテスをバイセクシャルからストレートにするため電気ショック療法を実施。
シフエンテスのことをまだ愛してるハンクはボリビアに向かい、エレナと彼女の手下たちを殺して彼を救い出す。
フュークスはチェチェンへ国外逃亡してマフィアたちに匿われていたが、バリーへの恨みが捨てられず帰国。そして、バリーに殺された者の遺族に接触し、復讐するよう焚き付ける。
テイラーの兄・シェーンに襲われたバリーだったが、偶然居合わせたサリーに命を救われる。
シェーンの死体を処分し、サリーはバリーに行き先を告げず姿を消す。
FBI捜査官・アルバートは、海兵隊員時代にバリーに命を救われた戦友。バリーが、ジャニス殺しやチェチェン・マフィアと関与していると直感して、「これ以上殺人に手を染めないでくれ」と説得する。
フュークスのせいでジャニスの父・ジムが、クジノーや自分のことを嗅ぎ回っていると知ったバリー。決着をつけるためジムを殺そうと彼の自宅に侵入するが、それは罠だった。
仕事に生きる意味を見出したことでバリーを赦そうとしたが、クジノーにとって最愛の人が奪われたことは事実。
クジノーとジムが警察に通報し、バリーは逮捕される。
同じ頃フュークスは、手違いからチェチェン・マフィアの抱える架空の殺し屋【カラス】だと決めつけられ、ジャニス殺害の共犯者として逮捕される。