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Vo.1 UberEatsで実店舗名での掲載はNG!売上が上がるちょっとずるい裏技【店名編】

こんにちは、スパイシーデバイスのふじやです。

飲食からフリーランスになって、飲食店のサポートやフードブロガーなどをして生計を立てています。
飲食店の改善方法やフリーランスの暮らし、好きなものについてをnoteで紹介しています。

今回取り上げるテーマは「飲食店向けUberEatsの賢い活用方法」についてです。
事前準備のポイントは4つあり、今回は1番目だけ説明いたします。

勘違いされがちですが、UberEatsの運用方法はこれまでのイートインのやり方では最大限活用しきることはできません。

大手チェーン以外のお店だと、毎月10〜30万円くらいの売上しか上がっていないところがほとんどじゃないかなと思います。これでは、焼け石に水程度ですよね。
とはいえ、何をしたら売上あがるのか?
このアイディアを順番に説明していこうと思います。

今回紹介する方法は、ちょっとずるいと感じるかもしれませんが、利益を出そうとしたらやるべきです。難しい方法ではないので、実践してみてほしいと思います。

アイディア

UberEatsの賢い活用方法【事前準備】

ポイント4つ

1. 店名
2. イートインで使う商品を選ぶ
3. 複数店舗で運用する
4. FC業態を積極的に活用する

こちらです。長くなってしまうので、1の店名だけ説明致します。
2以降は、次回書いていきます。

運用というより、事前の準備がほとんどです。
運用に関しては、話が細かくなってしまうので、別の機会に。
この事前準備を適当にやってしまうと、売上は10〜20万 / 月くらいで着地し、やっている意味あるのかなみたいなイメージを持つと思います。

こうならないために事前の準備をしっかりしてから望みましょう。

実店舗名での掲載はNG!

UberEatsでも出前館でもmenuでもDiDiでも同様ですが、自分の店の店名をそのまま掲載する際の店名にしてはいけません。
そもそも実店舗名以外で掲載できることを知らないという方も多いと思いますが、他の店名でも掲載できるのです。

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いきなり「??」って感じかもしれませんが、ここが今回1番重要なポイントとなると言っても過言ではありません。

店名を実店舗名でやらないほうがいい理由は主に3つ

1) 注文のハードルが上がる→注文数下がる
2) 不満が実店舗に影響する可能性がある→実店舗のイートイン売上が下がる
3) 注文するときのユーザー心理とマッチしない→注文数下がる

ざっくりこの3つです。
どちらもユーザー目線で考えるのが重要です。
ちょっと補足させていただきます。

なぜ、実店舗名だと注文のハードルが上がるのか

まず、1)の注文のハードルが上がる理由について

どうして実店舗名だと注文のハードルがあがってしまうのか?
それは、

ユーザーが実店舗のイメージや実際の価格を知ってるからです。

実店舗で例えるとイメージしやすいともうので、例えば「土間土間」さんがUberEatsを始めようと思い、実店舗名のままUberEatsに掲載をしたとします。前提として、提供する商品は、お店で出している商品だとします。

ご存知かどうかわかりませんが、土間土間さんのメニューに「どんぐり」というメニューがあります。言ってしまえば、うずらの卵の味玉なんですが、行くと絶対頼んでしまいます。

この商品をお客さんの僕が頼みたいなと思って、注文しようとするといつもよりお会計が割高になってしまい、注文しづらくなってしまいます。

※価格が上がってしまうのは、Uberの手数料35%を加味した価格設定にするためです。

軽くシュミレーションしようと思います。
加味すべきはこちら

どんぐりの店舗価格 390円(税抜)
Uberの手数料 35%
Uberの配達員へのフィー

通常だと、390円です。ただ、Uberの手数料は35%かかります。
大抵の飲食店は、通常の価格のままだとコストと合わないため、少し値上げをすることになります。
今回は100円値上げしたとします。

そして、見落としがちなのはUber配達員へのフィー。フィーは幅があるのですが、300円〜1000円くらいになります。
計算上、300円とします。

ユーザー側の目線だと、注文しようとすると

どんぐり代 490円 + 配達員フィー 300円 =790円

このような感じになります。
普段、土間土間でどんぐりを注文する私としては、相当割高です。

この時、割高感を感じてしまうのは、「土間土間が比較的安い居酒屋」と知っているし、何より「どんぐりの価格」も知っているためです。

どうでしょうか?なんとなく理解してもらえたでしょうか?
これが、実店舗名運営をすると、注文のハードルが上がってしまう理由の1つ目です。

なぜ、実店舗名だとイートインの売上が下がるか

続いて2つ目。
あまり繋がりがないようにみえますが、実店舗名のまま掲載をして運用をしていると、リスクがあります。特に最近デリバリーを始めた店舗は要注意。

その理由は、デリバリーのクレームや不満などのネガティブイメージが直接実店舗にいってしまいます。

ダイレクトなのは食べログやGoogleのMEO。
他にもSNSや実際の口コミでも悪いイメージが回ってしまいます。

普段イートインでの営業しかしていなかった店舗が、デリバリーを始めるとオペレーションが違うために、提供が遅れてしまったり、カトラリーを入れ忘れてしまったりと、思わぬミスが発生しやすい環境になっています。

また、見落としがちですが、包材や容器がチープだったりすると、店舗のイメージと合わなくて、ちょっと残念なイメージ持たれてしまうこともあります。そもそも、割高なUberEatsの注文なのに、入れ物がスーパーの袋に屋台の焼きそばの透明パックでは、ちょっと切ないと感じます。

実店舗運営の場合、せっかく積み上げてきた実店舗でのイメージを崩してしまわないか、かなり気を遣わないといけません。

注文するときのユーザー心理

最後にこちら。
これをしっかり理解したほうがいいです。

前述したとおり、UberEatsは少し割高になる印象があります。
ということは、ユーザー側はハレの気分で注文をします。

「今日久しぶりに出前にしよっか?」
「いいね!ピザにしよー!?」
ってときと一緒です。

この時に注文するものは、専門的なものが多いと思います。
ようするに、「ピザ」「寿司」「そば」みたいなやつです。

これを踏まえて、「ピザにしよう!」ってなったとします。
この時に、どこかの居酒屋のピザをわざわざ注文するでしょうか?
おそらくお近くのピザハットかピザーラ、ドミノあたりで頼みますよね。

あなたのお店が実店舗でも「ピザ専門店」や「ピザ・パスタのイタリアン」であれば、注文される可能性はありますが、そうじゃない場合、「どこで注文しよっか?」という議論のテーブルにも上がりません。

実店舗でUberを始めない方がいい理由についてでした。

結論:店名の付け方

では、、、、、どうしたらいいのか?

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それは「〇〇専門店」として架空の店舗(業態)として運営することです。

さきほどの土間土間さんのどんぐりの例で考えてみます。

一案ではありますが、
「ブランドたまご専門店  味玉屋」
このような店名で出店したらどうでしょうか?
(店名のダサさは許して下さい。。)

ユーザー心理に立ってみると、土間土間の味玉どんぐりが、790円だとすると、割高。と感じてしまいますが、「ブランドたまご専門店」が作っている味玉であれば、ちょっとありかなと思うのではないでしょうか。

イメージしづらい場合、味玉じゃなくて、「だし巻き卵」や「オムライス」でなんかで考えてみて下さい。

個人店だけではなく、ピザーラやピザハット、ドミノピザなんかでも上手く使えると思います。
通常の店舗での販売価格は概ね1,500円〜2,500円位のレンジが多いですが、高級な食材を使用したアッパーなピザ業態(3,000円〜5,000円)を作って、UberEatsだけで運営するということもできます。

メイクは通常通り店舗で行って、
掲載されるのはUber
運ぶのはUber配達員か自社配達員

となります。ただ、ユーザーはピザーラで頼んだという感覚はなく、ちょっとアッパーなピザ専門店で頼んだという風になります。

ピザの評価もすべてUber上の業態に行くだけで実店舗の評価にはなんにも影響しません。


以上です。

ざっと、Vo.1はこんな形です。
続いて、ポイントの2〜4も順次書いていこうと思います。

おてすきでご覧いただければ幸いです。
今後とも、宜しくお願い致しますー!

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