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Vol.3 UberEats売上を上げる、ちょっとずるい裏技【複数業態運用編】

こんにちは、スパイシーデバイスのふじやです。
忙しくしていたらすっかり期間が空いてしまいました、、、
まさかの2年以上も、、、期間は空いてしまいましたが続きとこの空いた期間に培った知識なんかも混ぜながら投稿していこうと思います。

改めて、簡単な自己紹介をさせてもらいますと、飲食からフリーランスになって、飲食店のサポートや飲食店向けの営業代理店、フードブロガー・インフルエンサー派遣などをして生計を立てています。
UberEatsの一次代理店の企業と協業して代理店の窓口をしております。(一応、日本一の取次数の代理店のようです^^;)
その他にもフードデリバリーで全国にFC展開をしている企業にてSVや代理店の窓口もやっております。

あと、、、某有名経営大学院にて、MBAを取るべく大学院生をやっていたりもします。そこでの経験や知識なども合わせて解説していこうと思います。基本的には、飲食店の改善方法やコツ、おすすめの飲食店向けのサービスを紹介していきます。参考になれば幸いです。

今回取り上げるテーマは「飲食店向けUberEatsの活用方法」についてです。
事前準備のポイントは4つあり、今回は3番目だけ説明いたします。
Vol.1.2を見ていない方はこちらこちらをご覧くださいませ。

Vol.1.2の投稿からかなり時間が経ってしまいましたが、再開していこうと思います!引き続き宜しくお願い致します。

また、お忙しい店長さんやお知り合いのオーナーさんにも共有していただけると嬉しいです!

前回も紹介したUberを最大限活用するポイントは4つ

1. 店名
2. イートインで使う商品を選ぶ
3. 複数業態で運用する
4. FC業態を積極的に活用する

今回は3番目の複数業態での運用について

1番目と2番目の内容で概ね基礎は完了です。3番目はそれを踏まえて、さらに売上を上げる方法です。うまく使っていただければ幸いです。

ゴーストレストランをフル活用する

1回目・2回目のテーマの繰り返しとなりますが、店名と商品選定はめちゃくちゃ重要です。それを踏まえると、UberEats(デリバリー系)の攻略は、ゴーストレストランの運用にかかってます。

「専門店」のような店名をつけることが重要とお伝えしてきたとおりで、世間的に名前の売れていないお店の場合は、通常のイートインの店名で勝負してもなかなか大勝することは難しいです。

また、既に名前が売れている大手やある程度地域では名の知れ渡ったお店だとしても、別の名前としてUberでも出前館でも掲載できるので、別の店名(業態)で掲載をするほうがいいと思います。

前回の記事でも書きましたが、例えば「ピザーラ」のような王道デリバリー業態であっても、「ピザーラ」という店名の他に「窯焼きピッツァ ナポリ」のような店名で掲載をして価格帯をいつもより1,000円〜2,000円くらい上げて営業をするのもいいと思います。

これを踏まえて、ゴーストレストランをフル活用するコツですが、

同じ商品で複数の業態を運用する

これがストレスが少なく、業態数を増やせて、売上アップを見込める方法です。具体的なやり方は、上にも書いたような流れになりますが、こちらです。

前提としてピザーラを例にして考えて行きます
通常の掲載「ピザーラ」として掲載
ピザーラのの基礎情報はこちらだとする(あくまで仮)

店名            : ピザーラ
ターゲット : ファミリー・友人同士の集まり
利用シーン : 土日の晩ごはん・プチハレ
想定オーダー単価 : 3,000円〜4,000円

これをメインとして、この他にアッパーな業態向けで

店名            : 窯焼きピッツァ ナポリ
ターゲット : カップル・誕生日会・グルメな人
利用シーン : 記念日・グルメな人がドヤりたい時
想定オーダー単価 : 4,500円〜6,000円

元々単価の取れている商品の場合、少しダウングレードするのも有りかもです。
※基本的には通常業態・アップグレード業態・更にアップグレード業態の3段階くらいがいいと思います。

店名            : 窯焼きプチピッツァ ミラノ
ターゲット : 一人世帯
利用シーン : プチ贅沢晩ごはん
想定オーダー単価 : 1,000円〜1,500円

このような感じで展開して、通常のピザーラではターゲットとしていなかった客層・シーンをとるのに有効です。
このようにすることで、同じ商品を扱っていながら、2つも動線を増やすことができました。追加の店舗登録では 大した費用はかからないので、やらないのはもったいないです。

ここでポイントとなるのは、商品の変更点です。

アップグレードしたときもダウングレードするときも、材料や分量は多少の調整で大丈夫です。大きく変更するのは、

・包材、容器
・盛り付け

この2つです。

変更するポイント

繰り返しになりますが、アップグレードする時、基本的に商品は大きく変更しません。変更するのは、包材・容器をその価格帯に合わせたものに変更し、盛り付けもアップグレードした容器(ダウングレードした容器)にちゃんと調整することです。

実は、ピザの場合は変更できる箇所がそれほど多くないので、乗せる具材も少し豪華にしないといけないですが、何よりも豪華な容器・包材にすることは良いインパクトを与える事ができます。

実際にUberEatsで注文をしたときにがっかりするポイントの一つとして、チープな容器が挙げられます。
Uberでの商品価格が通常より割高になっているので、
玄関先で受け取ったときにスーパーの袋で渡され、袋から取り出されたときにプラスチックのペラペラのものだと、ちょっとがっかりします。。

反対に、袋も容器もしっかりしているお店は、とてもいい印象を持たれるはずです。私が実際に注文して印象的だったのは
「CRISPY CHICKEN n’ TOMATO」
でした。店舗ページはこちらです。
流行りの韓国風唐揚げです。けど、

手渡されたときのお店の袋。
袋から取り出したときのかわいい容器。
開けたときの綺麗な盛り付け

と、どれも他のお店には感じられなかった特別感を感じることができます。
単純に私が好きなだけと言われてしまうかもしれませんが、注文して比べてみればわかると思います。

アップグレードした業態を検討している際は、ぜひ参考にしてみるといいと思います。通常の価格の商品でしっかりと利益がでる商品設定になっているのであれば、値段を上げた分、包材・容器を充実させ、ちょっと贅沢な食材を乗せても、同じかそれ以上の利益額がでるはずです。

縦の展開だけでなく、横の展開も視野に入れる

これまで通常の業態をアップグレード、もしくはダウングレードすることを解説してきました。ただこれだけでは有りません。
アップ・ダウンしてくことを仮に縦の展開とするならば、横の展開もあります。

イメージしやすいのは唐揚げです。
商品によって縦、横と展開のしやすさが異なるので、メインで扱う商品に合う業態を探すのをオススメします。

唐揚げの場合ですが、
まず、メインの唐揚げを専門店のような店名で展開します。
次に、その唐揚げを使い、韓国風の味付けにしたクリスピーアンドチキントマトのような業態を展開。
他には、その唐揚げをご飯の上に乗せて唐揚げ丼のような丼業態を展開。

といった流れです。

ピザーラのときは縦に(単価を)調整して業態数を増やしましたが、
今回の場合は、横に(業態を)調整して、複数の業態を展開していく。こうすうことで、食材をそれほど増やさず、かつオペレーションもそれほど、複雑化することなくデリバリー業態のチャネルで販路を増やすことが出来ます。ほぼノーリスクで販路拡大ができるのでやらないのはもったいないかなと思います。

以上で、UberEatsの売上を上げる裏技集 Vo.3は終了です。
最後は"FC業態を積極的に活用する"をお伝え致します!
なるべく時間かからないように投稿しようと思いますので、お手すきでご覧いただければ幸いです。
また、お忙しい店長さんやお知り合いのオーナーさんに共有いていただけますと嬉しいです♪
今後とも宜しくお願い致します。

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