![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/163177140/rectangle_large_type_2_677ba5153f22fb9aca244776ccf37ea2.jpeg?width=1200)
豚キムチ(まかないレシピ)
先日のエッセイ「蒸しパンの衝動」では、我ながらどうでもよい題材について声を大にしてしまった感もありましたが、まあこういうのも良いかなと。
さて、冷蔵庫の中にある材料で何の気なしに作った料理が、「ほっぺたが落っこちるほど美味しい!」ということはあまりないかなと思っています。
ときどき、何の気なしに作った料理を子供に出して「美味しい?」って聞くと、ちょっと困った顔をしています。
美味しくないわけではないけど、とても美味しいというわけでもないのでしょうね。
どう返事すればいいかわからないので、困っている顔をしているのかも。
まあ、家庭における「美味しい?」なんて質問は、挨拶みたいなもので、本気のリプライを求めていない場合が殆どなのだけどね。
先日レッスン後の賄いに豚キムチを作りました。
豚キムチというのは簡単で美味しい料理の代名詞みたいなもので、材料が少ない上にキムチが調味料の役割を果たしてくれるので味付けも簡単。
料理初心者にもおすすめの一品です。
だけど、私は、この豚キムチという料理は、かなり個人の解釈が味に影響する料理だと思っています。
野菜を入れすぎたら味は薄まるし、肉やキムチの火の入れ方によって出来上がりも全然違ってきます。
なので、外で好みの味の豚キムチに出会えたら、「おおっ!」って、心の中で小さな声を上げております。
この日は私好みの豚キムチを賄いとしてアシスタントさんに振舞ってみました。
私の美味しい豚キムチルール(※あくまで主観です)
水っぽくないこと(濃厚に仕上げたいので野菜は水気の出ない物をチョイスする)
肉とキムチにはしっかり火を通す
香ばしい香りが大事
というわけでレシピを書き起こしてみました。
決め手は各素材の香ばしさです。
豚キムチ
![](https://assets.st-note.com/img/1732506068-9sB2tNAWrpeuM5JxVkmvRia8.jpg?width=1200)
材料
豚肉薄切り肉 200g
キムチ(成城石井のものを使用) 80g
白ネギの白い部分 1/2本
→薄切り油 小1
醤油 小1
作り方
フライパンに油をひいて白ネギがこんがり色づくまで焼き付ける。いったん取り出す。
1のフライパンに豚肉と醤油を入れて表面に焦げ目がつくまで炒める。
2にキムチを入れてしっかりと炒め、1を戻し入れる。
この日は蒸したての饅頭(マントウ)で挟みながら食べました。
蒸しパンの衝動は今のところこんな感じに帰着しております(^^)
ちなみに豚キムチを作っているときに、いつも脳裏によぎるのが、Ⅿさんのこと。
「普段全然料理をしなくて、豚キムチしか作れないのですよ」って話していたMさんは、私のオンラインレッスンを受け、しっかりと復習し、レモン鍋も作ってくれているとか。
努力家のMさんの豚キムチは美味しいのだろうなって、勝手に想像しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1732506081-0KvYAWzQJDOM7c61r5uLaEsV.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1732506101-ELIZ4py5RDqbAF39hNnB8GYc.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1732506108-JocyrUSA7e2nWLXvuhjiPq9x.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1732506116-6WKe9XgDzxAY3C4fusB0Gcvp.jpg?width=1200)