コロナ後も成功する飲食店経営のコツは諦めないこと
・キツイ飲食店経営から脱したい…
・この先、どう取り組んでいいか分からない…
・自分の店の成功がイメージできない…
飲食店経営は、日々新しいチャレンジの連続です。今日はお客さん沢山来てくれて良かったな、と思っても、翌日になると簡単にひっくり返されます。
「何をすればいいのか分からない・・」
こんな思いをして、心のドアをバターンとしめられてゲンナリしている経営者が多すぎます！
飲食店の経営は独特のノウハウがあり、その王道のパターン通りにして大繁盛してる店もあります。しかし、日本全国に広がる、８割のお店にはハマらないんです。
今回は成功したお店の取り組みを、ションボリしてるあなたにも知ってもらいたいのでシェアします。
各店舗ごとの課題をみつけて、メゲないで取り組んだ工夫、結果として手にできた輝かしい成果をご紹介します。
これを読んで、あなたのお店にも役立つヒントを見つけてください。
熊本県: 地元密着型のカフェ
地域イベントの開催
熊本県にあるカフェでは、地元コミュニティと深くつながるために、毎月、地域イベントを開催してました。
開催したばかりはポツリポツリと、知り合いのお客さんばかりが集まっているだけでしたが、粘り強く1年間続けると状況はガラリと変わったんです。
知り合いが家族を連れてきたり、同僚や親族を連れてきたりして賑わいのあるイベントになっていきました。
こんな事をやってました。地元アーティストによる絵画展やアコースティックライブ、フリーマーケットやバーベキューイベント。
イベントをきっかけにカフェの事を知ってもらいリピーターになってくれました。粘り強くイベントを行う事で地域の人々にとって「行きつけの店」となりました。
地域を繋げる「ここでしか味わえないカフェ飯」
新鮮な地元産の食材を使ったカフェメニューは、熊本の味を楽しめると評判になります。
例えば、お店近くの農家さんから仕入れた有機野菜を使ったサラダや、地元の養鶏農家さんから分けて貰った新鮮なタマゴ料理など、地域を繋げる架け橋としてカフェメニューの看板メニューにしていきました。
地域密着のカフェにも関わらず、観光客も訪れるようになり「ここでしか味わえないカフェ飯」になりました。
SNSを駆使
InstagramやFacebookでイベントや新メニューの情報をマメに発信。
特にイベントで賑わっている様子や、季節の地元食材を使ったカフェ飯の写真を投稿することで、SNS上でも大きな反響がでました。多くのフォロワーを獲得し、イベントの日にはSNS経由で集客できるようになりました。
どんな成果につながったか？
地域に愛されるイベントを粘り強く開催したことで、地域で愛されるカフェになり、平日の昼間でもワイワイするようになりました。SNSを通じてフォロワー観光客も増え、売上は前年比で20％増加。
地域に根ざした店舗運営が成功のカギとなりました。
東京: 健康志向のイタリアン
ヘルシーメニューの開発
東京はイタリアンレストランの激戦地です。街を歩くとココも！あそこにも！ イタリアンだらけ。
コロナ前はどのお店もガヤガヤして活気がありましたが、今は大きな店内はガラーンとしてお客さんは平日ディナーが数人しかお客さんがいません。
そんな状況の中、都内にあるイタリアンが健康を意識したメニューにします。
グルテンフリーやヴィーガン向けのメニューを開発し、栄養バランスの取れたメニューにチェンジします。
例えば、カロリー控えめの麺を使ったパスタ、植物性プロテインを使ったヘルシーピザ、健康志向の高いお客さんにとって魅力的なメニューです。
栄養士とのコラボレーション
シェフのお知り合いに病院にお勤めの栄養士の方と連携し、健康に配慮したイタリアンメニューを開発。
定期的にお店で栄養士によるセミナーを開催し、お客さんに専門家が教える知識を学んでもらいました。一度セミナーに参加した方は、その後。お店のヘルシーメニューを予約してくれるようになりました。
フィットネスとの提携
近隣のフィットネスクラブと提携し、会員には特別割引をオファーにします。フィットネスイベントと連携した特別メニューを開発して相互でwin-winの関係性を築きました。
どんな成果につながったか？
健康意識の高い高所得のお客さんに支持されるイタリアンとして定着。特にフィットネスクラブとのジョイントが成功し、新規客の獲得に繋がりました。売上は前年比で15％増加しました。
大阪:特別な体験ができる焼鳥店
テーマナイトの開催
大阪にある焼鳥店は、他のお店とはチョット違う高級鳥肉を仕入れてました。その味わいにハマるお客さんは足繁く通ってくれますが、鶏肉が噛みごたえがあり万人受けする味わいでないので、トロけるような肉を好むお客さんにはイマイチでした。
「美味しい鶏肉(シャモ）を食べて欲しい！」熱い想いのもと、店主は一大決心をします。
毎週異なるテーマナイトを開催し、お客さんに新しい体験をしてもらう工夫をしました。
例えば、炭火焼きナイトや宮崎県産地鶏のナイトなど、テーマを決めて売り切れるようなメニュー構成にしました。
テーマナイトで集客したお客さんにシャモメニューもいれて案内することで、客単価もあがりシャモの美味しさを知ってもらえるようになりました。
シェフズテーブルの導入
さらに店主はフレンチシェフが目の前で料理をするシーンをみて閃きます。お客さんの前で焼鳥を焼くシェフズテーブルを導入。料理のプロセスを楽しめる体験をみせて特別感を出しました。
お客さんはシェフとの会話や、焼鳥の技術をナマで見ることができるため、リピーターの獲得にも成功しました。
予約システムの最適化
客単価が上がった事でオンライン予約システムを導入。24時間、365日予約を受けるようにしました。
また、予約時にリクエストを受けることで、お客さんに応じたサービスが可能になりました。客単価が上がったからライバル店が行えない事をして繁盛した事例です。
どんな成果につながったか？
ユニークな体験ができる焼鳥店として口コミで広まり、予約も常に満席状態に。特に週末は数週間前からの予約が必要となるほどの人気です。売上は前年比で25％増加してます。
まとめ
成功した飲食店の事例はいかがでしたか？
どのお店もお客さんとのコミュニケーションを大切にし、地域とのつながりを強化し、独自の価値に共感するお客さんの集客に成功してます。
失敗しても諦めずに、粘り強く取り組んだ事で手にできた事例です。
あなたのお店でも、工夫を凝らした取り組みを行ってみてください。コロナ前とコロナ後では世界が異なります。学び続けないと時代の波に飲まれ廃業となります。
あなたの学びとチャレンジは続きますが、その先にはきっと成功があります。
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ノートでは絶対に語られない、裏情報や事例を紹介しているのでヤル気のある方ならば学びになるハズです。