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【レシピ】ロールス☆スリランカ風カレーコロッケと世界各地の兄弟姉妹たち

サクッと衣をかじるともっちりクレープの食感に驚きます。スパイスの香り高いスリランカカレー風味のポテトをたっぷり包んで。作るたびにすんごく喜んでもらえるレシピなので紹介させてください。

コロッケなんですけど、具をクレープで巻いてから揚げるんですね。クレープを焼くひと手間が面倒なんですが、いや、それ以前に揚げ物が面倒なんですが、まぁまぁまぁ、だまされたと思って作ってみて!笑

■パン粉はぜひこだわって

ちなみに、パン粉はクラッカーをフープロですっごく細かく砕いて使います。これは香取薫先生から習ったやり方なの。
スリランカとか南インドで売ってるパン粉はこういう目の細かい味つきのものなので、すごく現地っぽくなるよ!

余談ですが、私たちが見慣れてる生パン粉って日本の発明なんですよね。英語のレシピで時々、わざわざpankoって出てきますが…サクっと読める解説、よかったら↓


■世界各地の兄弟姉妹たち!

さてさて、どこから話を始めましょうか。

この料理は語り始めると沼なので(人類が揚げ物にパン粉状の衣をつけた記録が残っているのはいつどこで?みたいな話に踏み込みそうになって慌てて逃げてきました…苦笑)、今日はとりあえず、なかに詰める具のバリエーションを増やすってことでどうかな。

・フランス

具は違うけどそっくりさん。写真出なくて残念だけど見てね~Bon appetit!

・イギリス

面白いぞ!形は違うけどクレープに包んでから衣をつけて揚げる方式。子どものころ親が作ってくれた思い出を熱く語っておられます…

市販品もあるらしい。メーカーHP。

・ポルトガル

なーんかスリランカでも似たようなものをいっぱい見かけますよね…笑

・インド

なんと、クレープを作るよりも、食パンを麺棒でぐいぐいつぶして伸ばしてそれで包む方式が主流らしい。パン粉はつけないことも。


・インドのケーララ州

クレープで包む方式もありました、スリランカのとまったくそっくり。


番外編:

・ウクライナ

詰める具の参考までに。クレープで巻いているだけで、揚げてはいない。

・北欧風


■調べ物に役立った英単語たち

本日のお勧め単語ふたつ!

セイボリー savory 塩味系の

(ex. セイボリークレープは甘くない具のクレープ)

ブレッデッド breaded パン粉をつけて揚げた

(ex. ブレッデッドクレープはパン粉をつけて揚げたクレープ)

どうした、急に英語教室…笑

検索するとき、こうやって少しずつ語彙の幅を広げていますよっていうのをちょっと見ていただこうかと思って。英単語をあれこれ知らなくても、出てくるものを見ながらできるからね。

「この料理と同じのが世界のあちこちにあるんじゃないかな?」

検索で確かめてみよう!最初に思いついたキーワードは「crepe fried」でした。クレープ、揚げたもの、ってことね。

グーグルにいれ、画像検索に切り替えて、文字はタイトルくらいは見ていきます。すると、クレープだけでなくパンケーキという表現が出てきました。

イギリスのパンケーキはクレープみたいに薄いんですね。だからパンケーキに何かを包む料理というのがいろいろあることが分かります。

パン粉を意味するbread crumbsを足して検索すると、breadedという便利な表現が料理名には使われることに気づく。

あと、塩味の軽食という意味でセイボリー、ショートイーツ、ティファンなどの単語が。インドやスリランカの食卓を語るうえで欠かせない軽食のジャンルですね。

以下は実際に使ったキーワード、この順番に見て行く中で、上記の「世界各地の兄弟姉妹たち」に出会ったわけです。

スタート!
crepe fried

british pancake fried

+ bread crumbs

breaded crepes

breaded pancakes

savory crepe rolls

savory pancake rolls

fried savory crepe rolls

ブリティッシュパンケーキ 薄い

イギリス パンケーキ  セイボリー

portuguese fried savory

ではでは、見てるとお腹がすいてくるネットサーフィンはこのくらいにしておきましょう。ロールス作ってね!作ってね!クレープ包みマジ旨いからよろしく!笑 またね~

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安藤まどか
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