curry menu archive 17 中国カレー
17皿目は中国カレー、9皿目の火鍋カレーのリバイバルです。
2022/4/25発売のLEAFさんにizonが掲載されました。
使われた写真が当時の火鍋カレーだったということで、雑誌掲載の記念に火鍋カレーが再登板しました。
前回の様子はこちらをどうぞ。
「全く同じでは面白くないから前回の火鍋カレーを改良した」という話をヨシフジから聞いたのですが、何を改良したのかという肝心なところを聞き忘れました。(しまった)
ということで、写真で確認して何が違うのかを探ろうと思います。
具だくさんになってます。
上に散らしてあるパクチーもマシマシです。
味も何かしら変えているところがあるのでしょうか。
写真からは伺い知れません。
私も実際に食べましたが、当時はカレーのバックボーンを聞いていませんでしたので、「具だくさんのラムしゃぶスープカレーという感じだな。意外とあっさりしている。めちゃめちゃうまい。ピータン苦手だったけど、カレーの副菜ならめっちゃありやん」と、おいしさについての感想を心に留めておくのみでした。
何を書くか困りつつぼんやりインスタを眺めていると、
『トッピングの台湾風唐揚げ、ホアジャオやフェンネルなどのホールスパイスと漬け込み揚げていますので、よりスパイスの香りを楽しんでいただけます。』
と書いてありました。
前回はこの台湾風唐揚には触れるのを忘れていましたが、唐揚が改良されていました。
鶏肉に下味をつける段階で、ホアジャオ(中国山椒・花椒)とフェンネルをホールスパイスのまま漬けダレへinしたようです。
ホールスパイスとは、スパイスを原形のまま乾燥させたやつです。
黒コショウだと、黒コショウのホールをミルでがりがり挽いて使ったりしますね。
ホールスパイスはスパイスの塊ですので、当然くせが強いです。
苦手な人も多いので、調理の途中で取り除くお店も多いようですが、izonでは基本的にカレーや副菜に入ったままで提供しています。
ホアジャオ(中国山椒・花椒)は麻婆豆腐なんかにも使われますので、その特徴は言わずもがなでしょうから、フェンネルを紹介しておこうと思います。
Wikiを引きます。
ウイキョウ
ウイキョウ(茴香、学名: Foeniculum vulgare)は、セリ科ウイキョウ属に分類される、多年生の草本植物である。ウイキョウ属唯一の種で、英語名からフェンネルとも呼ばれている[5]。伝統的なハーブの一つとしても知られ、甘みのある香りと樟脳のような風味があり、古くから香辛料や薬草などとして用いられ、栽培も行われてきた。
名称[編集]
中国植物名は茴香(ういきょう、ハイシヤン[6]、ホエイシャン[7])と書き[8]、その由来は、腐った魚に使うと香りが回復するから名づけられたといわれる[7]。和名ウイキョウ(茴香)の語源は、日本に伝わったときに「茴」を唐音で「ウイ」、「香」を漢音で「キョウ」と読んで名付けられたのだとする説が存在する[6]。別名として、ダイウイキョウ(大茴香)と呼ぶ場合のあるスターアニスに対して、ショウウイキョウ(小茴香)と呼ぶ場合もある[8][9][10]。
果実[編集]
フェンネル・シーズ
果実(フェンネル・シーズ)はアニスに似た爽やかな風味を持つ甘い芳香があり、菓子に向いている[15]。そのまま粒状のものは「ホールシード」ともよばれ、使用上必要に応じて粉砕し粉末にしたものは「フェンネルシードパウダー」とよばれている[10]。ケーキやペイストリーなどの菓子のほか、パン、スープ、シチュー、ピクルス、魚料理、ザワークラウトなどの香味付けに用いられ[5]、特にアップルパイ、ビスケット、キャンディによく合う[15]。イタリアでは、種子をソーセージの風味づけに使う[5]。砕いた果実は、中国の五香粉の重要な構成要素の一つでもある[15][5]。インドの郷土料理や、パキスタン・アフガニスタン・イランの料理でも欠かせない[5]。インドとパキスタンでは、食後の口臭消臭剤として煎った種子を噛む習慣がある[5]。フェンネル・シーズを様々な色の砂糖でコーティングした物(ヒンディー語で「ソーンフ」。ウイキョウの意味)が、日本のインド料理店で口直しとしてレジの横などに置かれている場合がある[10]。
種子に含まれる栄養成分は食物繊維が豊富で、ビタミンA・ビタミンB複合体・ビタミンC・Eのほか、銅・鉄・カルシウム・カリウム・マンガン・マグネシウムなどのミネラル類を含む[11]。脂肪油を12パーセントから18パーセント程度含む[6]。
ただし食べ過ぎると、種子に含まれる精油成分によって痙攣を引き起こしたり、神経系が乱れることがあるとの指摘もされている[13]。
日本料理ではあまり馴染みのないスパイスですが、大陸ではヨーロッパからアジアまでグローバルに使われる超メジャーなスパイスのようです。
Wikiの記事も膨大な量でしたので、一部を抜粋しています。
世界一周カレーモードに突入してからは、ぶっつけ本番の仕込みから6日間営業、休日、ぶっつけ本番の仕込み、という一連の流れができました。
仕込みが終わった日には「来週何しようか」と考え始めないと間に合わないような試練の日々だったのですが、中国カレーはリバイバルだったので少し一服できたようです。
中国カレー(火鍋カレー2)を食べた記憶のある方からのコメント、ご連絡をお待ちしております。
リアルな感想が発掘できれば随時追記予定です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
つづく。