親の栄養状態が子に遺伝・父親も気をつけて⚠
生活習慣病と言えば
大人になってからなると思っていませんか?
近年は親の栄養の欠陥が子供の生活習慣病の
一因になっている事が発見されたようです…
今回は女子栄養大学・香川康夫さんの記事を参考にしています
①痩せすぎはよくない?
餓鬼の時代に生まれた子供たちに
肥満や糖尿病が起きやすいという発見があります
環境の変化に対する遺伝変化です
餓鬼でなくてもダイエットや痩せた母親から生まれた低体重児は
将来、生活習慣病になりやすくなります
日本人の低体重児追跡調査では
高血圧と糖尿病の前兆を持つ子供は
正常体重児に比べて女子で約4倍
男子で7倍高い事がわかったそうです
さらに親の不適切な食事によって
神経系の働きが低下することもわかっています…
これはなんと
孫の代まで遺伝するそうです👹
胎児とは関係ない父親の栄養状態はというと
例えば薬物を使ってマウスに高血糖を起こすと
このマウスは血糖値が上がり
インスリンが減少してしまうことから
父マウスの高血糖は精子を介して
子供マウスの高血糖の原因となり
これによりインスリンが減少したり
インスリンの分泌される能力を下げる事が
確認されたようです
他にも日本の研究では
父マウスのタンパク質摂取量が少ないと
子マウスに脂質異常症が起こることが
確認されているそうです
赤ちゃんへの影響力…
親の栄養の欠陥で子の病気になりやすさが
変わる
というお話でした
なので
極端なダイエットや肥満は良くない
ということでもありますね
適正体重をまもりましょう⚖