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新年の抱負を一文字で表現する―「今年の一文字」の見つけ方

昨日は、山梨県の甲斐國一宮、淺間神社(あさまじんじゃ)へ参拝してきました。
地元の土地神様には既に参拝していますが、違う地での参拝もよいものですね。

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さて、巷では1年の終わりに、その1年を総括するような漢字一文字を決めることがありますが、私は去年から年の始めにその年のテーマをイメージする一文字を設定しています。


なぜ一年の始めに設定するのか?

1年の初めに立てる新年の抱負や目標設定が、1年を通して次第にぼんやりしてきてしまうことがよくあったからです。
立ち止まった時や迷った時、選択を迫られた時に、「今年の自分はどうありたかったか?」ということを再確認するための分かりやすい指標があったらいいないつも思っていて。
そのため、文章で表すよりも文字一文字で表現することにしました。それが自分の1年の象徴となり、印象づけやすいのではないかと思ったのです。

今年の一文字の設定方法

漢字一文字の設定に当たっては、いきなり目標を立てるのではなく、まずは前年の振り返りから始めます。
前年に何があったのか、そこで得た成果や成長、学び、課題などを洗い出します。

次に、今年の目標設定に入ります。
まずは特に力を入れたいと思う領域を抽出します。
領域というのは、例えば「仕事」「家庭」「趣味」「健康」「お金」など。
私たちは時間も労力も限られているので、あれもこれもと欲張ると力を入れにくくなります。
そのため、領域は6~8個に絞り、それぞれの項目について「叶えたいこと」「達成したいこと」「挑戦してみたいこと」などをどんどん書き出していきます。

領域を絞り、それぞれの領域に沿った目標を書き出していくと、自然と方向性が見えてきます。
キーワードも浮かび上がってくるので、それをチェックしながら書き続けていると、今年の自分の方針が見えてきます。
そうすると、今年のテーマを表す一文字も考えやすくなります。

私の2024年の振り返りと2025年の目標設定

1月3日、毎月開催している「月イチ振り返り会」の新春企画として、この「今年の1文字を決めるワーク」を参加者の皆さんと一緒に行いました。

ワークショップレポはこちら↓↓

私の2024年の振り返りは、ざっとこんな感じです。
他にも細かいことを挙げればきりがありませんが、主にこの4つです。

・コーチングを学び、これが本当にやりたかったことだと思えた。自分の好きや得意を活かせそうなことだと感じた。
・自分が苦なくできるスライド作成・資料作り・エクセル構築などが、仕事やボランティア活動に活かせた経験から、これらが得意なのだと気付いた。
・まだまだ自分の気持ちや行動に制限をかけているかも。
・ほどよい拘束がないと何もできない、全く動けないことを痛感した。

次に、これらを踏まえて、2025年に取り組みたい領域を6つ決めました。

■自分業・・・外での仕事の他に、自分の好き得意を活かしてできる「商品・サービス」を楽しみながら見出していく。
■健康・・・引き続き病気が悪くならないよう、自己管理と免疫強化に努める
■余暇・・・楽しいことをする。自分を解放する。
■自己表現・・・創作の楽しさを思い出す。
■夫婦・・・家族や子どもにフォーカスしがちなので、今年は少し意識を向けて夫婦で楽しめることもやってみる。
■社会貢献・・・絵本読み聞かせボランティア活動を拡大してより楽しむ。

さらに、紙に大きな円を一つ書き、ケーキを切り分けるように6つの領域の「割合」を書いていきます。時間や体力には限りがあるので、力を注ぐ割合をイメージしておくことが大事だと思っています。
それぞれの領域の目標を書き出していくと、なんとなくテーマが見えてきました。

今年の一文字はこれに決定

こうして書き出した結果、私が2025年のテーマに選んだのは「楽」です。

純粋に目の前のことを楽しんでいくことを意識したいと思いました。

昨年が楽しくなかったわけではありませんが、目の前のことよりも少し先のことに捉われたり、危険回避思考で物事を考えてしまったり、やりたいというよりは「やった方がよさそう」という考え方が前に出がちだったんですよね。

なので、今年はあまり深く考えすぎないように、楽しそうと思ったらサクッと行動することを意識したいと思いました。(私的には考えないっていうのは難易度高めなのですが)

思ったことを身軽に行動に移すために、熟考しすぎないようにするために、「楽」(楽しい)をこの一年のテーマにしていこうと思います。

まとめ

気持ち新たに抱負や目標を設定をしたくなる新年。
去年を振り返った上で今年やりたいこと・叶えたいことを具体的に頭の中から出してみて、全体のテーマとなりそうな一文字で表現してみませんか。
お守りのようにその一文字を持っていれば、きっと一年間、確実に前に進んでいけると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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