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子供の小学校生活に寄り添いたくてやっていること

新学期がはじまり、黄色い帽子をかぶり大きなランドセルを背負って歩く新1年生の姿を見てはほっこりした気持ちになる日々です。

新一年生の子供たち自身はもちろん、保護者の皆様も、お子さんの学校生活に期待と共に不安も抱いていることと思います。

我が家の小6長女が小学校に入学したのは5年前ですが、今の私はその頃と比べると随分学校という存在への考え方が変わりました。

当時、私はバリバリ?のフルタイム会社員で、
保育園と園の先生に頼り切った生活をしてきたので、
小学校も同じような感覚で
「子供をお任せする場所」だと思い込んでいました。
(今思えば、あり得ない勘違い!)

なので、PTAや下校付き添いといった
「持ち回りの仕事」
に従事しなければならない事実を知った時、
「そんなの無理ムリ!巻き込まないでおくれ!」と
心底思ったことを記憶しています。

そんな私が、現在どうなったかというと…

週に一度、小学校に絵本の読み聞かせボランティアに行き、

校外学習で保護者ボランティアの募集がある時は可能な限り参加し、

運動会の後は、保護者の片付けボランティアに参加し、

ついには、PTAの総務の役職につくことに(声を掛けられました)

なぜこんなにも
考えが、行動が、変わったのか。

理由をひとつ挙げるとすれば、
長女が2年生の時の出来事があります。

学校に登校できない日が何日か続いたのです。

毎日のように学校まで送り、
放送室で先生としばらく一緒に過ごしてから、
泣く我が子を置いて仕事に向かう、
という時間を繰り返しました。

幸い、1週間ほどで
また普通に学校に通えるようになったのですが、

"子どものケア、特に心の部分に関して、
親が保育園時代以上に寄りそう必要がある"

ということを身を持って体験しました。

勿論、先生方も親身になって関わってくれていました。
でも、やはり子供に一番近い存在は、親です。

子どもの学校生活に、もっと関わったほうがいい
そう思いました。

また、
親身に対応してくれた先生方の様子を見て、
600人越えのマンモス校でこんな風に
ひとりひとり対応してくれているのかと思うと、
先生に任せきりなのは何か違うと思うようになりました。

先生一人当たりが抱える子どもの数は、保育園の比ではありません。
考えただけでもすごく大変そう。

自分にできることは限られているけれど、
少しでも「当事者」でありたいと思うようになりました。

学校のことは何もわからない、
先生に任せて何とかしてもらう、

じゃなくて、

せめて、一緒に考える立ち位置でありたい。

その結果が、
絵本読み聞かせや校外学習のボランティア参加でした。

サポート力は強力ではないかもしれないけれど、
「関わる、共に活動する、現場を知る」
こういう保護者のアクションが、学校活動を進める上で先生方の心の支えに少しはなるのではないかと思うのです。

勿論、こういった活動は全て平日に行われるので、
普通に仕事していればなかなか参加は難しいです。

なので、参加してるから偉いとか、
そういうことを言いたいのではありません。

できる時に、できる人が、参加する。

やりたい人が参加する。

まずはそれでいいのだと思います。

ただ、参加してみると自分自身にメリットも多くて、

・学校に頻繁に出入りすることで、学校という場所との(心理的)距離感が縮まる

・顔なじみの先生が増える(挨拶ひとつ取ってみても、先生の表情が話したことあるか否かで全然違う)

・似たような志の保護者と繋がり、一緒に活動するのが楽しい

といったことがあるので、一度でも単発の活動に体験してみるといいかもしれません。
学校の空気を体感できます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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