家族みんなが幸せに暮らせるように
子どもとお風呂に入ると、体だけでなく心も緩むからなのか、ちょっとした秘密話が時々出てくる。
今日は(今日も)小2次女と湯船に浸かっていたら、次女が話し始めた。
次女「あのねママ、◯◯ちゃん(自分の名前)ね、家族みんなが幸せに暮らせるようにこっそり頑張ってるんだよ」
私「えっそうなの?ありがとう!で、どんなことしてくれてるの?」
次女「◯◯ちゃんね、ママとパパが仲良くなるように、ママの気持ちを手紙に書いてパパに渡したんだよ」
まじか(笑)
私が日頃子ども達に愚痴っている内容を書いたのかしら?
私「そうだったのね」
次女「"パパにもいいところあるよ"とも書いたよ」
子どもながらの気遣いに感動。
私「で、それ読んでパパは何て?」
次女「うーん、なんかママだってどうとか言ってて◯◯ちゃんよく分からなかった。パパを褒めたのに何も言ってくれなかった」
なんつー大人気ない反応!
せめて自分に向けられた我が子の気遣いのほうは汲んでやってよ。
私「それは残念だったね。◯◯ちゃん、ママとパパが仲良くするために自分ができることを考えてくれたんだね、ありがとうね」
次女「手紙3枚も書いたんだよ」
3枚!?
愚痴だけじゃなくディスってることまで書いたかしら(←ちょっと不安になってきた)
私「ちなみに何を書いたの?」
次女「ママが大変だから、たまにはスーパーの買い出ししてって」
それか!
先週末、次女が遊び相手を求めてきたので「そうしたいけどスーパーに買い出ししにいかないといけないんだよ」って一度は言ったのだけど、夫がクリーニングを取りに行くというのでついでに買い物してきてってお願いしてみたんだよね。なのに「なんだよそれ」って言って結局行ってくれなかった、という一部始終を次女は見てたんだ。
子どもってよく見てるし聞いてるなー。(特に女子)
子どもの字は大きいとはいえ、3枚という大作の手紙を一体どんな構成で書いたのだろう。
スーパー案件だけで3枚もいくだろうか?
やはりディスってた内容も「ママはこう言ってた」とつらつら書いたのかしら…
次女は「明日、パパに手紙返してもらうからそしたら見せるね」と言ってくれた。
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それにしてもこの一件を「家族みんなが幸せに暮らせる」ためのアクションだと定義した次女に、笑いと尊敬と愛おしさが溢れた。
「パパはふつう、でもママは好き」なんて言ってくれるけど、一度は離婚寸前までいった我が家。
ふつうだったとしてもパパはいてほしいし、両親仲良くしてほしいって思う子ども心なのだと思う。(当たり前か)
そんな風に気を遣わせてしまっている大人2名、反省しなきゃね。
「子はかすがい」ってほんとそうだなーと思った木曜の夜なのだった。
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ヘッダー写真は、お正月に作ったおしるこ。
鏡開きまで待てなかったんだ。