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真っ先に思考が発動してしまう人へ:身体の声に耳を澄ませてみる

昨日、コーチングプレイスでご縁をいただいたコーチの高橋智子さんの講座「身体の声に耳を澄ませる力を育む」を受講させていただきました。


「身体の声に耳を澄ませる力を育む」はこんな講座です

体はすべての情報をキャッチして、先に答えを知っていると考えられています。
ただ、普段の私たちは、常に「頭で考える」ことに慣れているため、身体の声が聞こえにくくなっています。
この講座では、静かな時間、ゆったりした時間のを過ごしながら、身体の声に耳を澄ませることをやっていきます。

身体の声に耳を澄ませる力を育む② | Peatix

「体は必要な答えを先に知っている」
はっとするようなフレーズ!

生き物の身体ってただ単に生体として動作ができるだけでなく、見えない情報を受け取る感覚を持っていて、きっと太古の時代には、危険をいち早く察知して瞬時に判断するために研ぎ澄まされた感覚が必要だったはず。
そういうものが今も遺伝子に引き継がれているのかな?

思考優位で先に頭で考えてしまう私としては、身体の声を聞くってどんな感じか想像できずにいたのですが、講座の持ち物にこう書かれていたことでモーレツに参加したくなったのです。

持ち物:
クレヨン、色鉛筆、色ボールペン等(色の数は問いません)、A4用紙

canvaを日常的に使っているけれど、自分の手を使って絵を描いたり色を塗ることはあまりありません。

私は内省持ちで何かと思考グルグルしがちですが、一方で右脳優位であり、ビジュアルや直感で世界を見ていることも多いのです。(自分の利き脳が、感覚で受け取り理論で表現する右左脳タイプなのも納得)

日頃封印しがち?な感覚を使うワークがあるのかな?なんだか楽しそう、そんな気持ちに突き動かされて申し込みをしました。

日頃「身体」について思うこと

私たちは、自分という存在を認識するにあたって、体と心(または思考)をすべて一体化させて「一人の人間」として捉えているように思います。

けれど、実は、心や思考が受け取ったり発したりすることと、体そのものが感じることと、別々に存在しているのではないかと思うのです。

(それは、智子さんの講座を受ける前から思ってたこと)

そういえば、コーチングでもセッションの最後に「今、どんな感じですか?」と聞いたりするけれど、どう考えるか・どう思うかという思考や感情とはまた別に、体がどう反応しているかっていう点に意識を向けるためにも大事な質問なのかもしれません。

↓↓↓身体と思考について以前書いていました↓↓↓

「そこにあるって”気付いておく”」

講座の中で一番印象に残った言葉がこれ。

「そこにあるって”気付いておく”」

もし、体の声に耳を澄ませて何も感じなくても、それは「感じないということを受け取っている」ということ。

何を感じているのかを、無理に思考したり言語化したりしなくていいんです。

でもそこに何かがあるんだ、と気付いておいてあげることが、体への承認なのかもしれません。

何かリターンを得なくてはとか、すぐに結果を出さねば、と煽られがちな現代ですが、じっくり自分の体を観察して自由に感じる時間を取る

そのこと自体が、人生に豊かさや本当の気付きを与えてくれそうな気がしました。

右上が講師の智子さん(メンバー全員写真共有・掲載を承諾しています)

アートへの繋がりに期待

講座後半のワークで、体が感じ取ったイメージを紙に描くというものがあったのですが、私が真っ先に受け取ったのが「温度」。

それをどう表現しようか…と思いながら、手は数本の色鉛筆を選び抜いていました。

イメージを具現化するのに、私にとって色は表現しやすい媒体のようです。

参加者様それぞれに受け取る感覚やイメージが異なり、興味深かったです。

話は少し逸れるのですが、去年、何か創作がしたい!と思ってアクリル絵の具を買ったものの、試し使いしたっきり何も描けずにいました。

試し使いした時は、ただ色を試すように重ねただけ

でも、今日ワークでやったように、自分の体に集中して、対話して、そこで感じ取った何かを色で表現して描き出してみたら、何か生み出せそうかも?と思いました。

身体の声を聞くこととそれをアウトプットすることを、結び付けられたらいいなぁ。

***

智子さんの講座は次回5月を予定しているそうです。
フォローの登録をしておくと案内を受け取れるようです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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