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ギターのウォームアップ(六連符を感じながらオルタネイトピッキング)続き
今日は、メジャースケールを六連符で弾いて、細かい音符で速く正確に弾く練習のバリエーションを考えてみました。
弦移動のせいか、テンポが上がってくると左腕の筋肉がやべ〜ってなってくるので、過度に無理をせず、適度に休憩を入れながら弾いて欲しいです。
ちなみに少し前にも六連符でメジャースケールな記事をあげていて、今回は一応その続きです。
上の記事では特に右手に特化した練習で、左手はゆっくりな動きにしたのですが、今回は左手のフィンガリングと右手のピッキングをしっかり合わせながら、かつ速く弾こうって事で、まさに速弾きの基礎練習と言えると思います。
では行きましょう!
まず最初のリックはあのハイテクギタリストの草分け的存在、ポールギルバートさんの教則ビデオの中にあった、今回の記事のモチーフになる六音です。
やってみると、一弦の5フレットのラの音の時にアップピッキングで引っ掛かりがちになるので、ガシッとアップを引き寄せてくるようなイメージで行かないと、結構スピードが上がらない事に気づくと思います。
で、しっかりアップが弾けるようになると、次の二弦の8フレットのソの音がダウンピッキングなので、スピードが上がってくると二弦を巻き込んでノイズになってしまいがち。。。
これをなんとかするのがこのリックの最大の課題だと思います。
そしてこれを応用して、全体をスケールで1ステップ上げてみました。
人差し指が二弦ではストレッチになるので、一つ余計な動きが加わります。。。くっ、きつい!いい(謎のマゾヒズム)!
人差し指の付け根の筋がしっかり刺激されてきたら、次は最初のモチーフを1ステップ下げてみましょう。
これは小指と薬指が。。。きつい!いい!。。。やば。
これかなりきますね。。。上の二つに比べて腕への負担が大きいと思うので、これこそやりすぎ注意です。。。
少し休憩したら、次も行ってみましょうか。
中指が弦を移動すると、これまた違うきつさが。。。左手がやばい。。。
本当に休憩しながら行きましょうね。。。マゾもほどほどに。。。
でも。。。中指が弦移動してこんなにキツイなら。。。薬指も移動させてみたくなっちゃった。。。うう。。。もうやだ。。。
と言うわけでこれです。
ひゃ〜!全然速く弾けないし、タイミングもあわない。。。
ちょっとこれはかなりいい練習になってきたと思います。。。
さて、もうじゃあ最後になんとか小指も弦移動。。。だけど、音を下降にして弦移動の方向も逆にしてみよっかな。。。ってなったらこうなっちゃいました。。。
これもやはり二弦に弦移動する時に、少しアクセントをつけながらアップピッキングしてみてもいいと思います。
通常自然なフレーズの流れを考えると、音が上がって行くに従って音量も上げるって言うのが原則だとは思いますが、ちょっとここでは例外とさせてください。
とにかく今回は六連符のリズムを感じながら左手の筋を鍛える事と、両手のタイミングをしっかり合わせて細かい音符でも、できるだけ長い、はっきりした音になるように心がけたいです。
ちなみに最後の譜例、リズミックに応用した記事を過去に書きました。
趣旨は今回のネタとは大分異なりますが一応貼っておきますね。
とにかくこの手の練習は、運動で言ったら筋トレみたいな内容なので、手首を折曲げたままやったりすると一発で腱鞘炎です。。。本当に気をつけてお願いします。
ポイントは小指の指先をしっかり立てる事と、人差し指は私の場合は割と伸びた状態(と言っても第一関節は少し曲げていますが)で使うように左の肘を少し体の内側にポジショニングしている事かな。。。でもこれはそれぞれの体型や骨格によっても変わってくるかもしれません。
とにかく重ねて、左の手首はまっすぐでお願いしますね。
あと六連符といえば過去にこちらの記事にも書いたので、さらにバリエーションが欲しい時にはそちらも参考にしてくれたら嬉しいです。
でもキツさは今回の方がレベル高いかも。。。と言うかマゾ度が。。。
なのでこれも重ねて、やりすぎて筋痛めたりしないように気をつけてください。
しかしこの練習、クリーントーンで箱でって。。。なかなかマニアックでいいと思うんだけど、どうでしょうか。。。
試してみてください!
では!