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歌うイヤートレーニング
絶対音感って言葉があります。
耳で聞いた音を、ある絶対的な基準に照らし合わせて、なんの音か認識できる感覚って事だと思います。
私にはそういう能力はありませんが、基準音を鳴らしてもらえば、相対的に綺麗に響いているか外れているかみたいのは感じます。
ただ自分の口から実際に発する歌の音程をチューナーで調べると、入ってきた音はぴったり合っていても、自分の歌は少し低いです。。。コステロの聞きすぎでしょうか。。。
なにしろ、耳を鍛える方法は数限りなくあると思うんですが、意識してトレーニングすれば、絶対音感は難しいのかもしれませんが、相対的な音感やリズム感であれば、いつから始めてもきっと良くなるものだと思っています。
いや、絶対音感もそう意識してやったら、やらないよりはきっと良くなるものかもしれません。。。自分はやってないのでわかりませんが。。。やってみようかな。。。
とにかく今回は歌って練習するイヤートレーニングの方法を紹介しますね。
まずはこの譜例です。
1、2、3と3拍空振りしてからソを歌う、弱起の譜例ですが、最初のソの音と次のドの音をグループと考えてください。
なので次のファの音もその次のミとグループ、次のラはその次のソとグループ、最後はシとドをグループ、それぞれ小節線をまたいで二音ずつをグループとします。
さて、ソの音から始まる譜例ですが、まずはドを歌ってみます。
最初はギターやピアノ、無料の携帯アプリなんかでも問題ないので、音を確認してから歌ってみましょうか。
ドがだいたいわかったら、そこからソの音を割り出します。
ドレミファソ〜、ソ〜ド〜といった感じで、ドの音とソの音を行ったり来たりして、たまにドの音がずれてしまっていないか楽器などで鳴らしてチェックしてみましょう。
。。。とやっていると、譜例の最初のソを歌う前に、ドをイメージして歌えるようになってくると思います。
これが難しい時は、ド〜ソ〜と歌った後に、ドだけハミングにしてソは発音して歌うというのを繰り返すと良いと思います。
ドからソがイメージできれば、あとは同じように、ミをイメージしてファを歌ってミに戻る、ソをイメージしてからラを歌ってソに戻る、最後も上のドをイメージしてから半音下がったシをイメージしてドに戻るという練習です。
ソードは完全5度、ファーミは半音、ラーソは全音、シードは半音であることを意識して歌うようにしましょう。
また、付点二分音符はしっかり伸ばして、音程を保つように心掛けるとさらに良しです。
テンポは決めませんが、のんびりゆったりなテンポでやってみてください。
さて、ここからです。
今度は基準のドを任意の音に自分で決めて、そこからこの譜例を、いわば移調する形で歌ってみてほしいんです。
音階は譜例の通りで大丈夫です。
この練習は、歌や音程のキープに慣れてきたら、基準音を楽器で確認しなくても、どこでもできると思います。
お家であればメトロノームや楽器を使って実践してください。
でもそうしたものが使えない外でも、任意のドを決めてやってみて欲しいです。
いつも思う事で、つまらないアイディアですが。。。うまくなる一番の近道は沢山やる事だと思います(ほんと、手品みたいないいアイディアがないか、いつも探していますが。。。)。
なので、極端に違うやり方、全く音程がわからない。。。といった事でなければ、正確さより頻度が重要な段階はあると思います。
色んな音程でどんどん歌ってみてくださいね!