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資本主義というゲームとリーダー論_『ブルーロック』と風の時代考察#2

前回からの地続き展開で#2です。

ブルーロックの設定を資本主義に展開したらビジネス書としてドはまりしたという話。

「自分のフィールド」=資本主義の市場・ビジネスの場面
「ゴール」=売上

自分のゴールを追求していけば、結果的にチームは勝利するし、その勝利に貢献したことになる。

ビジネス論に展開すると、
自分の(自社の)売り上げの追求は、結果的に社会の役にたっているし、貢献になっている。っていうプリセッション的な考え方だなぁって。

アダム・スミスのいう「神の見えざる手」でもって調和や秩序は自然に保たれるから、偏りや独占を我々が(プレイヤーが)案じるところではない。

それよりも集中とフォーカスが大事!というところにつながるかなと。

「エゴイスト」をいう言葉は、他人の利益よりも、自分の欲しいものや達成したいこと、利益を得る事を中心に行動する人のことを指す。
他人よりも自分を優先する人のことですね。

自分のゴール(売上)が欲しい!と思ったら、フィールドでボールを持たないといけない。
社会の流れをよんで、自分の強みをとがらせて、自分が得意なパターンでゲーム展開していく。

そのための材料は、自分の過去の成功パターンにあったり、失敗から拾い上げたエッセンスだったり、ヒントはすでにある。

潔世一の場合は、他人の動きを雰囲気やエネルギー捉えてゴール確立の高いルートを見極める事。「自分の感覚(嗅覚)を信じる」っていうのが一番初めのキーワードだったとおもう。

各登場人物がそれぞれ思い込みとか自分の枠を超える過程とかも、使い古したパターンとはまた違う視点でおもしろい。一般的な心理的テクニックが比喩されているところなんだけど、抽象化と表現がよかったです。

個人的には、世一の過去との決別とか、めぐるの闇から光のほうにすすむシーンとか、豹馬の見えない恐怖の鎖を吹っ切るシーンとか結構共感。馬狼のヒールに振り切る感じとかw逆に好感wいいよねw

アダプティブリーダー型の組織構築のお手本をみているようだw
変化適応(アダプティブ)リーダー型の組織ってこれからの時代にマッチしている組織のあり方だと言われているし、現場でも実際そういう流れになっているなと感じる。

今まさにブーカ(VUCA)時代なんて言われているしね。
Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った言葉で、「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」

不透明な時代にこそ、その場の流れで適応していく組織が必要ということ。
風の時代ってこんな感じ。流動的だし、個人の強みで周囲と繋がっていくこと。そこに価値を見出す社会。

その場の空気や状況で、アプローチ手法や必要なスキルが変わるし、メンバー全員が各パートでリードして、それに合わせて、全体で一つのものを作っていく、JAZZのようなシステム。働き方。

話がちらかってきたので、今回はこの辺で。
ではまた。

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