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「おもてなし」の温度が合う人を大切にせよ

「おもてなし」良い言葉ですね。和みますよね?この言葉に恥じないようなサービス、出来ていますか?そして、「おもてなし」は誰にでも通用しない、誰にでも繰り出すものじゃないって思いますーって話。

・「おもてなし」は日本の得意技?

・バーってどこもかしこも素敵なの?

・全勝は目指さずに勝ち越しを目指す


「おもてなし」は日本の得意技?



「おもてなし」



素敵な言葉ですね。聞いて連想するのは風情漂う下町。都道府県で言えば京都がいちばん似合う気がします。



先日、最近よく来てくださる東京在住のダンディーなお客様がいるのですが、「バー」と「おもてなし」についてお話してくださいました。

(海外にも行く機会が何度もあったらしく、日本のバーとの比較を交えた内容です)



日本のバーはおもてなし精神に溢れていています。素晴らしいです。高級ホテルなんかに行くとこれ以上はないのでは?と思わせてくれるサービスがいくつも受けられますから。でも、海外のバーは感情をすぐに出してきます。あちらは各お客様にひとり担当が付くようなシステムなので、自分の担当にはいい顔はしますが、他の客には塩対応ですね。ま、チップの文化圏なので致し方ないところではありますが」



日本のバーを賞賛していました(僕たちもその中に入っていればいいのですが笑。ま、何度か来てくださっているってことはそれなりに気に入ってくれている証拠だとは思いますけど)。



確かに僕たちもこの業界においていちばん重要なことは「おもてなし」の心、最近だと「ホスピタリティー」なんて言ったりもしますよね。この部分です。これなくしてバーは語れないんです



バーってどこもかしこも素敵なの?




海外のバーを見てきた人の言葉には説得力があり、なおかつ「面白い」と思わせてくれる情報が随所に散りばめられています。



「日本のバーは素晴らしい」



まるで自分たちのことを言われていようで非常に嬉しい限りです笑。



ただですね、この話には文面には出ていない設定が隠されていると読んでいます。それは何かというとですね、お話にでてくる日本のバーはすべて僕たちから見て明らかに”高級”なバーであるということです



金額が高いから安いからの話をすると終わらないので笑、単純な世間のイメージ論で書きますが、金額が高ければ「いいサービス」を、金額が安ければ「それなりのサービス」だという認識は持っている方が多いと思います。そして、それはあながち間違っていないと思います



平均的に見たとしたらですけどね・・・



全勝は目指さずに勝ち越しを目指す



※ここからは口が悪い部分もあるのであしからず笑。



いっつも思うんですよねー。「なんであのお店は人気があるのか?」って。



飲食店に大事なのはよく「Q・S・C」なんて言うんです。

「クオリティー」(商品価値)

「サービス」(文字通り)

「クリンリネス」(店内清潔感)



どれかが欠落していても上手な経営は出来ないというひとつの指標です。



ま、だいたいにしてどれかひとつふたつに偏っているものですが、なるべく弱い部分が出ないように工夫はしています。



ま、この話は置いといて。

(自分から書き始めたくせに笑)



僕はクオリティーは差はあるにしろ、そこまで繁盛には関係ないかなと考えている派の人間です。

(自己防衛のために書いておきますが、弊店の商品が適当とかそういったわけじゃないですからね!笑)



バーであればそこまで美味しくない、例えば「明らかにぬるい」とか「グラスが汚い」みたいなことってほぼないんです。そこはシステム上のルールがしっかりしているからです。



クリンリネスの部分もそこまで差はないかなと思います。どこも店内は清掃が行き届いていますしお手洗いもきれいです。自店を顧みたときに「うちがいちばんきれいじゃないかも!?」って感じてしまうくらいです。

(安心してください。僕、わりと細かく清掃しているタイプです笑)



そして、やはり気になるのがサービスの面ですね



↑これらはスタッフの知り合いが来た時における一般のお客様の気持ちについて書いたnote。

(行きつけだったり知り合いのいる店に”連れて行ってもらった時”の話は今回は割愛します。気になる方は上記noteにて)



ま、単純に「良いな」って思えない店、多すぎですね笑。バーだと特に「お高くとまってんな」って感じる人が多い。そういう人は結構仕事終わりのプライベートな時間でも遭遇したりするのですがなかなかな横柄な態度だったり気が使えていません。もし所在がバレたとしたら確実に店舗のイメージは最悪でしょうね笑。



あとはですね、間接的に悪態付いてくる人も多いですね。もう、わけわかんないですよね笑。せっかくの時間が台無しです。「僕たちが何かしましたか?」「何かの僻みですか?」と聞きたくなります笑

(絡み酒や大迷惑をかけたことはないのですが・・・たぶん笑。もう八つ当たり!?みたいな感じにさえ思えます)



それでも、そういった店にももちろん常連様がいて、お気に入りに登録している人もいます。この人種の方々と僕は基本”合わない”と思います



つまり、自分のライフスタイルの中から削除しても問題ないってことです

(ま、削除も何もまずインストールすらしてないですけどね笑。インストールしている人がいればの話)



これでお酒飲み全員からの支持を得ることは不可能になります。ここからは自分と上手にマッチする相手と距離を詰め続ける作業が待っています



「10人と出会ったら目指すは6人から支持を得る」くらいの気持ちで日頃仕事に励んでいます。



会話がぎこちない、全然噛み合わない、そんな方は今まで五万といました笑。その際の基本は”切り捨て”です。上記で言うと不支持の4人のうちの1人としてカウントします。そして、これは仕方のないことなのであまり気にしないようにしています。



全勝なんて無理なので、勝ち越しを目指す。それが人生における”頂上”に辿り着く最短ルート。



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