狸小路梯子酒vol.1続き
・男のイタリアン屋台 suEzou様
・いなり様
一体何軒回れるか。
当初の予測では、3軒目くらいで胃袋の限界がきて終了かなと思っていたのですが、
意外と行けそうな気がする!
てことで、理子から提案が。
「パフェ食べて休憩しましょ!」
↑最近の〆の定番を休憩に持ってくるとはなかなか斬新ではないか!
ということで、面白そうだったのと僕一人じゃまず成しえない動きなので行くことにしました。
男のイタリアン屋台 suEzou様
まさに奇跡の4軒目です笑。
理子は本当にお酒が苦手だし、ごはんも大して食べれません。
まだ19歳だった頃に出会って、ひとつずつ大人っぽくなって成長を強く感じる一方で、
「アプリコットジュース」を飲みながら「いぶりがっことクリームチーズ」を食べる異次元ペアリングイーターとしてよりエッジの効いた存在になりつつあります。
(↑ちなみによく一緒に行ってたダイニングバーからいぶりがっことクリームチーズは削除されました。全然売れないからだそうです笑。半泣きレベルでしたがそのへこむ姿に全く共感が持てませんでした笑)
狙うは店の前にも大々的に大きな写真が貼ってあった、
「夜パフェ始めました」
のパフェ。
念願のパフェデビューを控えた僕でしたが、
長年の飲食経験から大変申し訳ないのですが、
「かなりあとからトレンドに乗った商品は店側がかなり手を抜いている」
法則を持っていまして、
全く期待をせずに行きました笑。
(↑失礼な話なのですが個人的にはこの考えが正しかったと後程感じました)
いうても肉バルですし、酒場なのでパフェだけのオーダーってあり?みたいなところからスタートだったわけですよ。
開口一番、理子が、
「パフェってどれですか?」
と先陣を切りましたところ、ページが見つかり、
「パフェのみの注文だと1000円になります」
(↑通常注文時は700円とはっきり書いてあるのでわかりやすい)
とのことでしたので、とりあえず1杯頼んでそれが来るまでに考えるということにしました。
(↑ちなみに、ドリンクだけの注文でも1000円とのことでした。フードを頼まないと700円にはならないようです)
すいません。
ドリンクの写真を撮り忘れました笑。
↑そんなに怒らんでもいいやん笑
で、結構早く来ましたね。
↑左がマンゴーパフェ。右が杏仁パフェ。
はい、次行きます。
↑お察しください笑。
批評を書く気はないんです。
にしても、
なかなかなクオリティでしたよ笑。
良かったらお試しくださいませ。
いなり様
実は弊店が狸小路に移転する前に、ペーペーの時から僕のことを可愛がってくれてるお客様に連れていってもらってから、
よく来ている店です。
いつも混んでいて、
活気があって、
なんかすごい元気だとかめちゃくちゃ美味だとかじゃないんですが、(←説明下手でごめんなさい。美味しくないものはひとつもない。あったかい、わかりやすいものが多くて安心)
なんか居心地が良くてつい行ってしまう、
そんな店。
友達とも行ったし、女の子とも行ったし、母親も連れてきたこともある。
こんなに多ジャンルの人を連れて行って全員から「いい店」の称号をもらえる店って、
混んでる理由、ありそうじゃないですか?
確かに安いし美味しい。
でも、
ここにはそれだけじゃない、
空気感があります。
おしゃれな店も素敵ですけど、
結局日本人って、
雑多な居酒屋さんが根本的に好きなんじゃないかなって思います。
きらびやかなシャングリラも、ふかふかのソファーも素敵ですが、
安っぽい丸椅子や、混んだら席を詰めるシステムとか、
なんか良くないですか?
希薄になったリアルコミュニケーションですが、
みんな嫌いなわけじゃなくて、
何ならだいぶ好きで、そんな一瞬の偶然の絡みや出会いってとっても大切で、求められているコンテンツなのかなと思います。
↑イワシの酢〆とホルポン(脂ののったホルモンをポン酢仕立てにしたもの)
どっちも美味しいしお酒にばっちり合うものだったのですが、
僕たちは、
思ったよりも、
限界だったことをこの時知ります。
↑そんなはずありますから笑
飲み物もちょっと残してしまうという、飲食関係者としては不甲斐ない始末となったことをこの場を借りて謝罪いたします。
総括
結果、狸小路の知らない名店に出会えた、それだけで企画した意味がありました。
別件でもぜひお邪魔したいなって思ったところもありましたので。
飲食店に限らずですけど、
他店、他社は競合店だのライバルだの色んな人はぬかしておりますが、
同じ「食」を売っている以上、
もう仲間意識でいいんじゃない?
って思っています。
誰かが他の店に行ったから影響が出たとか、
あそこの店にとられたとか、
もう馬鹿じゃねーの?
僕たちは店を構えているこの通りを、
3代歓楽街「すすきの」を超える、
面白い、格好いい通りにするという大きなビジョンを持つべきです。
目先の売り上げなんて関係あるっちゃあるんですけど笑、
ここではない、
まだ見ぬ景色を見る為、
もっと壮大なプロジェクトにいま携わっているんだって感覚を持ったら、
もっと毎日刺激的で楽しい夜を過ごせる、
そんな気がしています。
自分たちで超える。