空間属性前後タイプ STEP1 ~接地~
空間属性前後タイプの特徴が出ている選手
Laban KORIR ラバン・コリル
接地の特性
【接地エリア】MID LATERAL
【スイートスポット】❶
【着地意識】体の前(頭部重心の下)
空間属性前後タイプはMID LATERAL(中足部の外側)で接地する特性を持ちます。
このタイプは、頭の上半分(帽子やヘルメットをかぶっているイメージ)を前に進めることでパフォーマンスが高まるため、積極的に頭を前に推進させる体の前傾が強い走り方となります。
その前に出た頭部の真下に接地すると特性を活かせるので、結果として大きく体の前にフラットに着くことになります。
このとき、つま先を真っ直ぐ進行方向に向けると重心移動がスムーズになります。
そして、地面に力を加えるポイントであるスイートスポットが❶であるため、フラットに着地した状態から前足部へ足底内の力の移動が起こります。
全体として、ストライドが前後に大きく開く傾向を持つのですが、後ろに大きく広げようとするとパフォーマンスを引き出せなくなります。
そのため、後ろに蹴り出すのではなく、真下に力を加えてポンと離すという使い方を意識するようにしましょう。
頭の推進と脚を大きく前に振り出すのにともなってストライドが広がっていく特性のため、骨盤・股関節周りの力を抜いて後ろ脚が動きの邪魔をしないようにすると気持ちよく走ることができます。
空間属性前後タイプを引き出しやすくするテンポ
★96~99BPM
テンポとは「1分間の拍数」のことでBPM(Beats Per Minute)で表されます。(例:1秒に1拍=60BPM)
すでにランニングやウォーキングで活用されている方も多いのではないでしょうか。
実は、テンポとSPECには強い関係性があるのです。
特定の範囲のBPMを取り入れることで対応するタイプが引き出されやすくなります。
必ずしもそのテンポで動かなければいけないということではないのですが、音楽を流しながら走ったりエクササイズしたりすることで効率よく自分に合った体の使い方を獲得することができます。
参考:曲のBPMを検索できるサイト
前後タイプを引き出しやすくするリカバリーサンダル
★ホカ オネオネ
身体に合ったタイプを引き出しやすくするソックス
人差し指独立型の3本指機能的ソックス『MITABI(ミタビ)』
SPECのタイプ分類をベースに「その人に合った使い方を引き出すにはどうしたらよいか」を追求した結果、たどり着いたのが人差し指が独立した3本指の形状。
足裏のグリップデザインがスイートスポットの位置になっているので、どこに力を加えたらよいのかイメージしやすく、動きづくりに役立ちます。
自分に合ったスイートスポットを使えるようになることで、全身の動きが変化し、本来のタイプに導かれていきます。
MITABIが買えるお店
【山梨県】カムイスポーツ甲府店
【静岡県】アラジンスポーツ清水店
【茨城県】カムイスポーツ神栖店