🌱別れがあるから前にすすめる🌱

今日は、66歳のパートさんの出勤最終日。
定年というものがはっきりしていない職場だったこともあって、引き際が難しかったんちゃうかな…と思う…
ほんとのところ、どんな思いで今日を迎えたかは本人にしかわからないし、知りたいとも思っていない。
ただ、世代交代は始まっていて、自分がどの立ち位置でいるべきなのかは考えて日々過ごさないと、自分が情けないことになるのはわかっている。

さて、息子達とそれぞれの道を歩み始めたわけだけど、これがまたドラマか!と思うような場面に遭遇…
長男を残し、二男と地方へ向かうのに、荷物はそれぞれバッグ1つ。最低限の荷物は小さなトラックで実家に送った。
当時、花嫁道具と言われたタンスや高価な着物は全て売った…
最寄り駅に着くと、二男の友人が数名「頑張れ!甲子園行けよ!」と見送りに来てくれていた。そのまま大阪駅で電車に乗ろうとすると、またまた友人数名が最後まで見送ってくれた…
やんちゃな二男のやんちゃな友人達は、駅員さんか止めるのも振り切って「絶対甲子園いけよー!!!応援行くからな!頑張れよー!!!」って、見えなくなるまでホームを走った…
車内から手を振って、見えなくなると「あいつらほんまにアホやな」と、息子は泣き崩れた…
私は別れた夫が息子に渡した手紙を読んで泣き崩れた…
この元夫が立ち直ってくれること…そして迎えに来てくれるかもしれない…という細やかな希望も持ちながら…

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