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高卒未経験でシステムエンジニアになったこと

システムエンジニアを10数年続けてきて、今ではフリーランスでやっていけるようにもなりました。

ここまで成長できたのは、いくつか原因があると思っていますが、その1つに「高卒で就職」したというのがあります。

周りを見渡せば、ひとまず大学に行くという人も多い中、高卒で働いてきて良かったことを書きたいと思います。

最初はコンプレックスの嵐

10数年経った今でこそ高卒で就職したのは良かったと思えるのですが、就職したて〜4年間(同級生が大学に行っている間)は、いろんなことにコンプレックスを感じてきたと思います。

大学は行ってないので完全にイメージですが、大学といえば、部活やサークル、バイトなど、自分のやりたいことを自由にやっているイメージが大きいです。

もちろん、勉強するために行っている人も多いと思います。

ただ、実際に僕の周りで聞こえてきたのが、サークルとかバイトの話題が多かったってことですかね。

中には親に仕送りをしてもらって大学に行っているのに遊び呆けている人もいて、「親のスネかじって何やってんだよ」とか思った日もありました。
(本当に、ちゃんと勉強していた人には偏見ですみません)

そういう周りの同級生を見て、ひがんでいたり、ムキになっていたりしました。
まあ、本心では羨ましかったんでしょうね。

転機は5年目、同級生が新人として入社してきた時

そんな中でも考え方が変わったのが5年目を迎えた時でした。

ちょうど、同級生が新人として入社してきた時です。
その時、僕は5年目ということになりますね。

元々いた会社では、新人研修やOJT研修などやっていて、僕も直接後輩に教えることも多々ありました。

大卒というと、情報系でプログラムの勉強をしてきて、教えなくても自分でプログラムが書ける人もいれば、全くの未経験でパソコンがやっと触れるという人もいました。

また、大学で勉強してきた人でも、趣味や勉強でプログラムを書いているのと、仕事でプログラムを書くのとでは、だいぶ違うところがあり、苦戦する人もいました。

こういういろんな後輩を指導してきて思ったのが、大学4年間分を働いていたのは大きいということでした。

大卒22歳で就職しても、そこから仕事で活躍できるようになるには、2〜3年は掛かると思います。

それが22歳の僕は、もう1人立ちできて、仕事もバリバリできる状態で、様々な技術や知識の差は大きく、自分自身がそれだけ仕事で活躍できることは自信に繋がりました。

プロスポーツの世界で考えると分かりやすい

大学に行くか行かないかは、プロスポーツの世界で考えると分かりやすいかなと思いました。

高校時代に活躍した選手でも即プロに行く人もいれば大学に行く人もいます。

プロに行くのも大学に行くのも理由があると思いますが、その4年間でする経験は大きいと思います。

高卒でプロに行ったほうが、周りのレベルが高いので、より成長できると感じています。

もちろん大卒でプロになり、その後大活躍している選手もたくさんいますが、僕のイメージだと高卒で即プロの方がより活躍している印象を持っています。

仕事で経験したことは自分の財産

こうやって振り返ってみると、仕事で経験してきたことがたくさんあって、それらが今の自分に活かされていますね。

上手くいくこともあれば失敗することもありますが、有名な言葉もあるように、その全てが自分の財産です。

高卒で就職した経験というのも活かして、今後も頑張っていきたいです。

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