マッチコラム 柏レイソルVS浦和レッズ 2024年J1リーグ 第8節
去年の”アレ”を忘れてないぞ
この試合だけは負けられない。そう思っていたサポーターは多かったはず。
なぜなら、昨年のホームゲームでは0-3で大敗し、屈辱的なコールをされたからです。
チケットは完売。おそらくバックスタンドに潜り込んでいるであろう浦和サポーターのおかげなのが大きいのではと思いましたが、満員のスタジアムの雰囲気は最高だったことでしょう。
今季ベストゲーム
結果は1-0!柏レイソルが勝利しました!
今季ホーム初勝利!最高!!
去年シーズンダブルを喰らっているばかりか、2020年から勝利がなかった浦和相手に完封勝利!やったぜ!
そして昨年9月から続いいていたホームでの勝ちなしが今回で途切れました。
いやぁ、ここまで長かった。
そんな久々の勝利をチームにもたらしたのは、またしてもこの男!
スタメン
両チームのスタメンは以下の通りです。
柏は細谷・関根がU23日本代表に選ばれているため欠場。代わりにスタメン入りしたのが川口・戸嶋です。
浦和は岩尾が不在のようで、代わりに小泉が先発しました。
注目ポイント
やはりすごい浦和の応援
昨年受けたコールや天皇杯・名古屋戦でのトラブルなど正直浦和サポーターには良い印象はありませんが、それでも応援の迫力や試合にかけるサポーターの気迫はJリーグ屈指だと思います。
私はテレビ観戦でしたが浦和の応援やチャントはずっと聞こえていました。テレビ観戦だとしても基本は柏の応援しか聞こえないのですが、さすが浦和の応援と改めて感じました。
また平日のゲームにも関わらずチケットが完売したのもたくさんの浦和サポーターが来場したからでしょう。チケットが余らないことはレイソルにとってもありがたいことです。
浦和は不在選手の影響が大きかった?
解説の林さんによれば、浦和はMFの岩尾がキーマンだったようで、攻守に活躍できる選手がいなかったことは柏にとってはラッキーでした。
またベンチ入りしたショルツは怪我明けだったようで出場はありませんでした。
昨年のベストイレブンに選ばれたショルツとホイブラーテンのコンビだったら得点はもっと難しかったはずです。
柏も主力が数人いない状態でしたが、必ずしもベストメンバーで戦えるとは限らないのがリーグ戦の難しいところですね。
怖かったチアゴ・サンタナ
SPAIAによると、この試合のサンタナのシュート数は1なのですが、得点力やパンチ力のある選手ですし、ポストプレーや頭でのフリックなど味方にボールを届ける能力の高さも感じました。シュート1本に抑えた柏DF陣は頑張りましたね。
細谷・関根の不在を感じさせない、控え選手の活躍
U23日本代表に選ばれている両選手ですが、ここまで柏の中心選手として多くの試合に絡んでいます。特に関根は大学生とは思えない安定したプレーで、レイソルの攻守に厚みをもたらしています。
だからこそ、強敵浦和に対してその2人がいないのは柏にとっては不安材料でした。
しかし、代わりに出場した川口尚紀、戸嶋祥郎が十分な活躍を見せました。
両選手とも柏に欠かせない選手なのですが、今季なかなか出番を掴めていない状況ですからプレーに気持ちがこもっていました。特に昨季の川口は自信なさげなプレーが目立っていましたから、自信を取り戻しているようで嬉しく思います。今日の試合を良いきっかけにしてほしいですね。
53分。サチローの諦めないプレーに胸を打たれた柏サポは多いはず。
ここでプレーが切れなかったところからジエゴのスーパーヘッドに繋がりましたね。
もってる男・木下康介
今季の新加入選手でいち早く結果を出している木下康介。
前節の東京ヴェルディ戦では投入直後に同点弾を決めていますが、今日もやってくれました!2戦連発です!
今日も後半(58分)からの出場し、72分に右サイドのサヴィオからのクロスに合わせて右足を振り抜き、浦和GKの名手・西川からゴールを奪いました!
右からのクロスに合わせるのが本当に上手ですね。
以下、試合終了後の木下選手のインタビューです。
この言葉を聞いて涙が込み上げてきました。
来年は木下のユニフォーム買っちゃおうかな。笑
次節
次節は4月20日横浜Fマリノス戦、の予定でしたが、マリノスがACLで勝ち残っている関係で一週空くことになってしまいました。
ですから、次節は4月28日のサガン鳥栖戦。
私は現地観戦予定です。
ホームでの勝利なしは今回の勝利で終わりましたが、個人的には勝ち試合を見れていないので、ぜひ次の試合も勝ってほしいです!
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