意図しない体重減少にはご注意を
JAMA誌2024年1月23/30日号米国・ハーバード大学医学大学院のQiao-Li Wang氏らの発表によると、「2年以内に体重減少があったグループでは、その後12ヵ月間にがんに罹患するリスクが高く、とくに上部消化管のがんのリスクが増える」そうです。
上部消化管(食道、胃、肝臓、胆道、膵臓)のがんが体重減少のグループに多く、乳房、生殖器系、泌尿器のがん、脳腫瘍、悪性黒色腫などは体重減少との関連がないと書かれていました。
体重減少の量は早期がんと進行がんで同程度です。
ご本人はもちろんですが、ご家族や同僚の方など普段から接している方々が気が付くことができるかもしれません。
ダイエットをしたり食生活を変えたなど思いつくことがないのに体重減少しているときは病院に行ってみると良いですね。
がんは、早期発見が一番大切だと思います。
体重だけでなくいつものお願いにはなりますが1日に1分でも自分のこころとからだに向き合う時間を作って頂きたいです。
今日はこころが辛かった日であれば「頑張った自分をほめる」
からだが辛かった日であれば「少し早めに寝てからだを休めてあげる」
「次の日に美味しいごはんで自分のからだを癒してあげる」など
今日の自分がどうだったかを振り返って褒めていたわって大事にしてほしいです。
向き合う時間が無いと日々辛さが溜まっていってしまいます。
お風呂の中でもお布団の中でもいつでも良いので1日頑張って生きた自分を
大切にしてくださいね。
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