HAPPY SUPER TUNA
PERMISSION TO DANCE ON STAGEの最終日。ARMYとの2年間の空白が、不安だったと吐露するナムジュン。
「35歳、40歳になってもパフォーマンスし続けます。」と語る姿を見て、ハッとしました。
アイドルという、若さや見た目が金銭に代わる職業を生業としている彼らは、やはり老いの呪縛からは、逃れられないのだなと。
私は、そんなことに評価の基準を置いていなかったので、非常に驚いたし、胸を掴まれました。
私は、人間としてのBTSに惹かれたから。怒り、憤り、弱さを隠すことなく、歌に乗せて伝えようとする彼らに、共感を覚えたから。
年齢を重ねて、もがき苦しみながらも、あなた達がいる場所から、見える景色を言葉と音に代えて。
己の人生を諦めずに、前へ進んでくれればそれで良い。
私は彼らが、苦悩し葛藤する様子すらも、愛せる自信がある。いや、自信しかない。
BTSという生涯を通して、その時その瞬間にしか、紡ぎだせない曲を届けてくれ。「白髪が増えてへこむわー」「腰が痛いわー」とかで充分。
なんなら、ずっと椅子に座って歌うアコースティックバージョンをしてくれ。なんなら、郷ひろみのようにディナーショーしてくれ。
一番の願いは、7人が自発的に湧き出る使命感や、幸福感で続けてくれること。
義務に感じ始めたなら、休んでくれていいし、いっそのこと辞めたっていい。
本人たちが楽しめないなら、意味がないから。
でも今は、自分がBTSに救われて、光を見つけたように。BTSという幸せの連鎖が共鳴して、増幅して欲しいと、ただただ願うのみ。
ARMYは15歳の女の子だけじゃない。
BTSが20代だからとか、そんな単純なことじゃない。それぞれが、それぞれのタイミングでBTSに惹かれて、価値を見出した。
彼らの一挙手一投足を、生き様を。時同じくして、見届けたい人たちが、性別・肌の色・世代を越えてこんなにもいる。
PERMISSION TO DANCE ON STAGEがあった翌日、今日12月4日。
我らの偉大な長男、キム・ソクジンの誕生日に想いを馳せながら。まだまだ、コンサートの余韻に浸りたいと思います。
と思ったら、とんでもない曲が投下されてた。
そう、こういうこと!BTSであることを思う存分、楽しんでくれ!
ソクジンさんを見てると、つくづく「人生楽しんだもん勝ち」だなって思うよ。
この長兄の背中を見て育つ弟たちの前途は、きっととてつもなく明るいな。
つづく。