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♢8現実的な決断・判断
私達は日々小さな判断をしている。布団から出ようかな、会社に行こうかな、寄り道しようかな、買い物はどこ行こう、週末は何食べよう、次はなんの本読もうかな…一度上げたら無限に出てくる選択肢を直感で決めてその判断に適応して過ごせるってすごい。1人暮らしでも結構あるのにそれが誰かと同居したり、家族や恋人や第三者の存在が側にあったとしたら選択の数がその何倍にもなるでしょう。すごいね、人間。疲れるわけだ。
忘れがちだが虫や動植物も判断をしている。隠蔽、攻撃、繁殖…虫それぞれの特性を活かし、生存の為様々な手法で擬態して生きているのだ。
現在上野科博で開催されている『毒展』で擬態について興味深い展示があった。
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ベイツ擬態はノーマルな生物が有毒の同類生物に擬態することで(アブの見た目が蜂に似ている)外敵から身を守る。
ミュラー擬態は互いに有毒、種が異なるが見た目や色が似ている生物を指す(てんとう虫、蜂、タコなど見た目はほぼ同じだが色んな種類がある)らしい。こうして環境に適応して生き延びていったのね。種族維持という意味ではアーティストみたいだ。
知らない人から見たらバンド、アイドル、V系にジャズは「音楽ジャンル」と括る。しかしアイドルもそれぞれのコンセプトがあり地下/地上、会える/会えない、個人/集団、テーマの有無などこちらも挙げたらキリがない要素が絡み合って来る。
ジャズにいったら奏者人数から弦楽器や管楽器のレパートリー、歌手の有無…果てしないパターンが出てきて考えるだけで頭が痛くなる。大人数だが形態がある程度決まってるオーケストラって凄かったんだね。ファッションも同様、無限にある。それにメイクも含めたら……ウン、そういうことなんです。
小説も詩も舞台も映像も少し調べたら果てしないジャンルが出てくる。知らない人から見たら「何が違うの?」でもそれが好きな人には深い世界が潜んでいる。
そんな果てしない娯楽から好きなことを見つけて自分の要素に入れてペルソナを作って変身できるって凄いし面白い。あなたは何に擬態していますか?
私はね…