Ⅱ,THE HIGH PRIESTERS(2,女司祭)

〈意味〉
ヴェールで身をまとい、冠を載せた女性が、神殿に座り、 足元には三日月があります。 その左右にはBとJ と刻まれ た2本の柱があり、ボアズ (boaz) 試練、ヤキン (jachin)愛 を意味します。白と黒の二本の柱は、 陰と陽、 光と影 男 と女のように、宇宙はこの相反する要素によって均衡を保 たれた状態で構成されていることが示されています。背景に見える海は、隠れた知識を象徴しています。今は、 自分の直観とバランスをとる知恵を信じて、物事を判断する時です。 心を静め、内なる声に耳を傾けることで、自分でも気付いていないことを発見できるはずです。 

〈逆位置の意味〉
情熱 うぬぼれ 表面的な知識 直感力が弱まる 受動的 静か 秘密主義 小賢しい 冷酷 利己主義 嘘に惑わされる 完璧主義 潔癖 慎重すぎる 批判的 頑固 閉鎖的 気難しい 神経質

先日中国人の旅系youtuber?の動画がおすすめ欄に出てきたので何本か見たのだが、その中で「中国の町に監視カメラは何台あるのか数えてみた」という動画があった。
結果スタート地点から約10分歩いた範囲に34台も監視カメラが設置されていた。日本と比べたら人口も多いし犯罪や行方不明者数も多いだろうから、そりゃ増えるだろうなと考えていたけど、具体的な数を言われたらちょっと怖いなと思ってしまった。

でもよくよく考えたらスマートフォンを持っている限り私たちも手持ちの監視カメラを持ち歩いているわけで、下手な挙動をしでもしたらまたたく間に撮影されてネットの海に投げられてほんの数分で特定されてしまうわけでしょう。
SNSの中には特定能力に長けたユーザーも存在して、多方面から同じ内容の情報が投稿されると、たとえ一般人であろうと限られた情報の中からその人に関する情報収集をして、要点をまとめて公開することが可能だから、恐ろしいものだ。

今の時代スピークイージーなんてできないね?
スピークイージーとは密造酒の事で、1920年代にアメリカで施行された禁酒法に反抗する形でひっそりと広まった。
禁酒法は、敬虔なキリスト教徒の禁酒運動が発端で生まれた。内容を箇条書するとこんな感じ。

・0.5%以上のアルコールを含むものを規制。
・アルコールの製造・販売・輸送を禁止。
・手元にあるものを飲むことは可

おわかりだろうが、この法律かなりグレーでして、手元にある分は飲んでもいい。でも購入はNGというアバウトさ。
バレなきゃオッケーってことでって誕生したもぐり酒場がスピークイージーである。
スピークイージーの語源は諸説あるが、当時は警察の捜査を避けるために扉付近にいるドアマンに合言葉を言う必要があり、周囲に聞こえないようこっそり話す必要がある機会が多かったからそう言われるようになったんだなーと考えていただければ。

現代で似たような規制が起きたとしても、同じ条件で秘密クラブが作れるかってなると微妙だよね。全員が敵で全員が味方な状態なんだから。その気になれば色んな手を使ってすぐに裏切れるから。
厨二病みたいな事書いてるけどこれは事実。
包み隠さず中身を晒しているのは福袋だけになってしまったね。


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