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幸せではなく、豊かさを考える

幸せになりたい。幸せにしたい。

誰もが欲しいと願う幸せ。

しかし、僕はある本に出合ってひどく感銘を受けてから
幸せという言葉を使わないようにしています。

その代わりに豊かさという言葉を使って、考えるようになりました。

幸せの基準はひとそれぞれ

幸せの尺度は、人それぞれ異なります。

例えば同じ一杯のコップの牛乳でも、お腹いっぱいの飲む時より、風呂上りに飲んだ時の方が美味く幸せの度合いは上がると思います。

このようにその人の状態や瞬間に感じる感情を表すのが幸せになります。

また、自分が思う絶対的な幸せは、相手にとっては全く幸せを感じられないという事があります。

また、他人の幸せを押し付けられる事もあります。

要するに幸せになるかどうかは、人一人一人の感じ方の問題になります。

ここをしっかり認識すべきだと僕は最近気づきました。

大事なのは、相手の心の身になる事。
これがなければ、幸せの押し付け合いになってしまいます。

豊かさを考える

幸せと豊かさは同じ意味のように感じると思うのですが
豊かさは、相対的な要素がなくても実感する事が出来ます。

豊かさなら、他人を貶めて感じるものでもなく、
ある程度絶対的な基準を持つ事ができます。

給与やボーナスが増えただけでなく、知識や技術に経験、新たな人との出会いや新たなチャレンジのように、昨日まで自分になかったものが、今日新たに増えた状態も豊かさになると思います。

このように様々な事を自分や他人にプラスしていけること。

お互いの認識が一致する客観的な事が豊かさの大きな特徴になります。

豊かさを考える事。

これからは、家族や友人、仕事仲間など周りの人をどれだけ豊かにしてあげられるかを基準に考え、言葉、行動に移し日々を過ごすようにしていきたいと思います。






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