人は平等には生まれてこない。それでも生きて行くのだ! 序章 :全10note
生まれた時から、平等の社会は存在しないとは誰も想像しない。
noteを始めるにあたり、まずは自分の半生を振り返りつつ、自分の為にそして、これを読んで少しは「私でもなんとかなるかも」と思える人が1人でもいれば良いなと思う。
一卵性双生児として生まれた。
この時から平等とは離れていたなと今ならわかる。
2人共に未熟児で生まれながらも、様々な要因が重なり、私は弟より少しぽっちゃりで生まれてきた。それでも1,000g未満である。
この世に生を受けてから数年は何度も死にかけていたようだ。
未熟児だったので、免疫力が無く、病気ばかりして、大きな手術も何度もした。
(その影響は大人になった今も慢性病や慢性的な怪我として存在している。また違う回でお話します)
なんとか二人とも生き残り、すくすくと育つ。
<違いに気付き始めた瞬間>
デブ、コミュ障、左利き、運動能力ゼロ、勉強ダメ
ん? これは何か変だぞ!と思い始めたのが、幼稚園の頃だろうか、、、
まわりの園児と会話ができない。もちろんであるが、まわりの大人とも会話ができない。自分の世界でしか会話ができない。
何かが違う?! まわりと何かが違う、、、 そう感じていた。
(デブ)
その違いが現実化したのが、小学生になってからである。
一卵性双生児であったが、病気や薬の影響もあったのか、私だけ太っていた。同じ食事、同じ食事量にも関わらず、双子の1人はデブなのだ!!!
そりゃ、まわりは気付くし、声もかけてくる。
「どうして、太っているんだ」
そんなこと聞かれても私に答えられなかった。
何気ないまわりからの一言は常に私を苦しめた。
また、双子の弟は普通にという表現が正しいかわからないが、私と比べると友達も多いし、まわりとの会話も普通にできていた。
どんどん差が出てくる。
まわりは、その差について、ますます追求してくる。
同級生、近所の人達、両親、親戚、知り合いの大人など。
悪気はないのかもしれないが、、、、、。
(コミュ障)
弟との差は、これまでに、私の方が太っていてデブであること。
私の方は、まともな会話ができないコミュ障を持っていること。
コミュニケーションが取れないので、友達が出来ない。友達を作ること自体も苦痛であり、独りでいる方が楽なのだ。しかし、先生たちは心配し、無理やりグループに入れようとしたので余計に苦痛だった。
集団生活をしているので、コミュニケーションは必要である。
必要最低限のコミュニケーションもなかなか出来ないレベルだったので、先生や同級生やまわりの人間からは、何を考えているのか分からない存在だったに違いない。
何を聞かれても上手く答えれなかった。
これが双子でなければ、そこまで比較されなかったのが、当時は、双子は珍しく学校には私達以外にはいなかった。
否応なしでも目立つ。 弟と私との差はとんでもなく目立った。
(左利き)
双子は、右利きと左利きに分かれるケースが多い。
弟は右利きだが、私は左利き。
当時は、「ぎっちょか?」と左利きへの差別用語を使う大人や左利きを強制的に矯正させようとする学校の先生やまわりの大人はたくさんいた。今では考えられないだろう。
(運動神経ゼロ)
一番きつかったのが、運動神経の差である!!!
一卵性双生児なら、運動神経も似たようなもんだ、普通ならね。
ところが、私は太っていた影響もあるだろうが、運動神経が全くなく、ただのデブであった。
その一方で、弟は、とにかく走るのが速い! 運動会では必ず選抜チームに選ばれる。
私? 運動会では小1から小6まで最後尾でのゴールであった。
また質問されるのだ。
「お前は、どうして双子なのに、こんなにも違うのだ」と。
それに反論できる人間性は私にはなかった。
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これでも勉強が出来ればまだ光があったのだろうが、勉強も全然ダメ。
プロフィールでも紹介しているが先天的に短期記憶が苦手であり、学校の授業にはついていけない。他人の名前はまず覚えられないなど。
最近、同窓会では、「お前、勉強できた方だと思うよ」と言われるが、それは、生き残るために、自分で学習方法を考え出して他人の3倍はやったからである。勉強が出来たわけではない。
身には付かない学習方法であり、学習能力とは別物である。
これらの差にプラスで病弱・貧弱が生まれた時からセットなので、何が自分の強みなのか? 強みって何?という感覚であった。見つけられない。
次回:
差や体質がさらなる悲劇を生み出していく。 暗黒の8年間、、、、。
学校生活は苦痛でしかなかった。楽しみはゼロだった。いじめ、怪我、病気、、、、、、
★社会人編、成功編まで合せると、紹介から最終までで、10noteです!
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