noteの発信軸を変える覚悟と信念「ものキャン」を受講してわかったこと。
月初めなので、1ヶ月のnoteをふりかえりたいと思う。
4月から発信軸を大きく変更した。結論からいえばその影響は大きい。数字の検証はあとで行うが、全体的にview数もスキの数も減少した。連動して変更したXの反応もさらに惨憺たる状態になっている。
このことから、発信軸の変更はよほど胎(はら)をくくっておこなわなければならないと自覚するに至った。
noteでも、その他 のSNSでも発信軸で悩んでいる人は多いはずだ。この1ヶ月ぼくも苦しんだ。
この記事では、発信軸とは何かについてお伝えする。もし、あなたが同じ悩みをかかえているとしたらかならず参考になると思うのでお付きあいいただきたい。
noteの発信軸を変えた理由
先月からあるライティングのオンラインスクールに参加をしている。「ものキャン」というスクールで、主催講師のまよまよ先生は、ライター講師として名のしれたコピーライターさんである。noteにも懇切丁寧な多くの記事が投稿されていることから、ライティングに興味のある人はご存知のかたも多いだろう。
この講座を受講して学んだ結果変更を決意した。
発信軸とは何か
受講をするまえから、noteであれ ほかのSNSであれ、ビジネスとして発信するのであれば発信軸を決めるべきだという常識は知っていた。
そうはわかっていても、それがなかなか決めきれないし、決めたとしてもぶれてしまう。
そんな中、スクールではあらためて発信軸とは何かを学ぶところからはじまる。講義を受けて自分に当てはめて考察をしたので、その内容を紹介をしておこう。
軸となるのは、自分の強みである。強みとは何か、それは下記の条件から該当するどれか、または重複するなにかなのだ。
・過去にお金と時間を投資してきたこと
・いまの仕事(本業)に関わること
・乗り越えてきたこと
・5人以上に褒められたこと
・5年以上続けていること
・10年後も情熱がさめないもの
自己分析とターゲト
まずは、ぼくの簡単な背景はこうだ。
今年還暦となるぼくは、勤めていた会社で事業部の責任者として複数のスーパー銭湯の立ち上げと運営をおこなってきた。その後独立をして温浴事業のコンサルタントをしている。ところが、数年前から強度の弱視障がい者となり、いままでのように働くことがむつかしくなった。おのずと収入は減少している。反面、時間的余裕はあるというのが現状だ。
このことから、自分の強みと弱み、悩み、願望をそれぞれ3つに絞った。
まず自分の強み
・長年温浴事業の運営とコンサルタントをしてきた
・現在は時間的な余裕がある
・能天気な性格である
一方弱みはといえば
・障害をかかえ。今までのような働き方はできない
・収入面で不安がある
・飽きっぽい
このことから、ぼくの悩みは
・セカンドキャリアや収入に不安がある
・自分の立ち位置に迷っている
・健康に不安がある
そして、願望は
・自分にできることで社会貢献をしたい
・60代からの自己発信力を高めたい
・いつまでも健康でいたい
発信軸とは、誰かの弱みを強みに変える方法、または悩みを解消して願望を叶える方法を提示することである。方法とはいっても、全てが具体的でなくてもよい。
なんらかの弱みを抱ええている人
→その弱みを強みに変える方法を提供
なんらかの悩みを持っている人
→悩みを解消し、願望を叶える方法
そこで、出てきたぼくの投稿の軸となりそうなキーワードは以下のようなものだった。
「おふろ・60代・視覚障がい・セカンドキャリア・ライティング(発信力)・社会貢献・健康・収入」であった。このキーワードからコンセプトのすり合わせをおこなう。
講座を受ける以前のnoteのコンセプトは
「ハンデを抱えた60代をライティングの力で切り拓く」
この中に、あえて強みである「長年温浴事業の運営とコンサルタントをしてきた」という項目は入っていない。その理由は、今までのような活躍はもうできないという思いを強く持っていたからである。
逆に、弱みである「障害を抱え今までのような働き方はできない」という項目で、障がいを克服して前向きに生きる姿を、60代からでもライティングの力を得て発信してゆくというのは悪くはないと思っていたからだ。
弱みを強みに変えといった経験は、発信軸として合致している。
そこで、「60歳からのプログレス」というアカウント名で発信を続けてきた。
共感を得る発信ができれば、それなりに支持されるかもしれない。noteもXもいままでの投稿も続ける中で少しずつ伸びてはきていた。
しかし、この部分では実績がないのでなんとなく座りの悪さも感じていた。記事の内容はどうしてもエッセイのような文章になる。
ぼくのエッセイに共感する人はいるのだろうか。独りよがりになってはいないだろうか。最初は能天気な性格で、書きたいことを書けば良いと思っていたが、その部分でひっかかりを感じていたのだ。
自分自身で納得できないものは説得力も共感も得られないだろう。
加えて「収入面で不安がある」「飽きっぽい」という弱み克服にも難がある。ぼくはライティングの講師を目指しているわけでもない。
この点について、まよまよ先生から頂いたアドバイスが次のようなものだった
・唯一無二で自分にできることを発信する、それは得意なこと、実績があるものが良い
・貢献と対価については貢献できる人と同じターゲットをもつ企業にライティングの技術で貢献していく方が効率が良い。つまり、専門性を活かしたライターとして企業案件を請け負うことが、可能性も収入面でも期待は大きい。
・ライターどしても実績を積めば、違った軸でも信頼される可能性は高まる
・やってみて、ダメなら戻せば良い
というものだった。
さらに、発信軸を変えるなら、アイコンはおふろにつかった構図で、何ものかがわかるように変更した方が良い。当然ヘッダーも変えること。
それから、サイトタイトルは中学生でもわかるように、「プログレス」など理解できない人もいる言葉は避けること!
納得……である。
再検討してみた
その上で、改めて自分の悩みと願望について考えてみた。
「セカンドキャリアや収入に不安がある」
→「自分にできることで社会貢献をしたい
「自分の立ち位置に迷っている」
→「60代からの自己発信力を高めたい」
「健康に不安がある」
→「いつまでも健康でいたい」
そこで、新たなコンセプトは
「おふろの力で60代を元気にするライター」
に変更した。
note、Xのタイトルは
「おふろと幸せのレシピ」に変更!
自分の強みで、ターゲットとなる人の悩みを解決する。ならば、おふろは避けられない。テーマを絞るからこそ、ライティングの力をつけて頑張りたいと思う。
令和6年4月の結果
・今月の投稿数12本(前月18本)↓6本
・月間view数7,013(前月10,800)↓3,787
・月間スキ数942(前月1,632)↓690
・P V スキ率13.4%(前月15,1%)↓1,7%
・フォロワー数1,045→1,084(↑39)
(参考数値)
・平均view数584件(前月568)↑16
第1位 (VIew698 スキ97)
「人生をあと30年生きる奇跡を、60歳で旅した台湾で感じた」
発信軸変更前の記事。先月台湾旅行から帰国した直後に起きた地震について。震災の体験談を綴った記事。
第2位 (VIew606 スキ96)
「旅の名残り!ぼくの生きた60年が歴史の小さな一小節と感じた5日間!」
発信軸変更前の記事。3月に旅した台湾の旅行記。こういっれ記事を書くのは楽しい。今後、発信軸と違いで書けないとさみしい。発信軸によせるような視点をもつ必要があるかな!
第3位 (VIe516 スキ66)
「年間120万人をおふろで癒したぼくが、noteでお伝えしたいテーマ」
発信軸変更後の自己紹介的記事。今後固定記事にしたいと考えている記事だが、スキの数が微妙なので悩むところではある。
第4位(VIe511 スキ76)
「超簡単!健康寿命は決断次第で思うように伸びる!あなたに必要なたった一つのこと」
介護医療に関する問題を体験談として記事にした。介護関連の体験は健康寿命という括りで今後も積極的に記事にしていきたい。
第5位(VIe482 スキ68)
「平和ボケで何が悪い!60歳が、露天ぶろで考えるべき未来について!」
平和について思うことをおふろに結びつけて記事にした。こういった切り口での記事は多く書いていきたい。
まとめ
今月の投稿数は先月より6記事も少ないことと、アイコン、ヘッダー、サイトタイトルも変更したことがVIEW数の大きな減少の要因だと思われる。
因みに、Xの平均インプレッション数は700から200に、「スキ」も平均100から20へと大幅に減っていて、ちょっとおどろき!
冒頭にものべたが、サイトの発信軸を変えるのは相当の覚悟をしたほうがよい。しかし、上記の流れでおつたえしたように、その変更に確たる根拠と目的があるのであれば、1から育てるつもりで取り組むべきだと信じている。
「ものキャン」では、キンドル出版までの流れを学ぶこととなっており、自分の強みが人さまに貢献できるようなものを書く必要がある。この発信軸の変更は正しいことと信じて実践してゆくつもりなので、めげずに頑張ります。
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