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COTEN RADI0(歴史を面白く学ぶ)

 今、最もハマっているのは古典ラジオというポッドキャスト番組。

  歴史に詳しい(歴史強者)深井龍之介さんと、中国人の楊睿之(ヤンヤン)さんが、樋口聖典さん(歴史弱者)のM Cで、毎回日本も含む世界の「時代」「人物」「思想」などをテーマとして伝えてくれる番組です。

 内容は、1シリーズ約30分前後を1話として、
10話ほどで構成されており、膨大な資料を二人が読み解き、キュレートした内容で語られます。

立体的に歴史を学べる


 知っているようで、知らない史実を理解できる、この番組の面白さは、歴史を立体的に学べる点にあります。

 1シリーズ300分以上の時間をかけて、テーマとなる時代がなぜ起こったのかを当時の社会情勢や、時代背景から解説されるので史実を点でなく面で理解できます。

 毎回、莫大な資料を二人が入念に調査し、中立的に史実と想像や俗説を明確に切りわけ、現代の視点では理解できないものも、客観的に解説されていきます。

 映画や、小説では平面的にしか捉えられず、書き手や映画監督の主観的な構成で描かれるものも、立体的に組み立ててくれるので、客観的な理解ができてとても面白いのです。

間違いなく人生が変わる番組です

  取り上げられる、時代、人物、思想、は知っているようで知らないことばかり。点としていた歴史の知識が今にどのようにつながっているのかを認知できます。

  毎回、今この世界で生きていることの意味を考えさせられます。数時間かけて、聞く内容は濃くて、毎シリーズ名著を読み切ったような満足感を感じます。

耳読みができる時代で助かった


  弱視の僕の読書は、すっかりデジタルで、Kindleでダウンロードした書籍を、iPhoneかiPadの読み上げ機能で聴くスタイルです。

 今回は、ポッドキャスト番組を紹介しましたが、便利な時代に生きていると思います。

 COTEN RADI0、知的好奇心を満たし、大人の教養も身に付く、良著のような番組でおすすめです。聴いてみてください。



#読書の秋2022

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