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究極の健康法『アーシング』ウソかどうか検証してみました。【前編】

みなさんも経験ありませんか?

仕事などでアイデアを出す時、ずっと家に引きこもって考えていても、全く思いつかない……

けれど、ちょっと休憩がてら散歩している時や、お風呂に入ってリラックスしている時に限って、ふといいアイデアが思いついたことが。

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実はあれ、偶然じゃないんです。

その謎を解く鍵が、実は「アース」という健康法に隠されていた!?

というわけで今回は、ちょっと怪しい(?)「アーシング健康法」について検証してみました。


アース(アーシング)とは

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そもそも「アース」って、何でしょうか?

早速ググってみましょう。

アース(読み)あーす
接地のこと。電荷を地中に逃がすことによって、落雷などで過電流が電気機器に流れ込むのを防いだり、ノイズによる誤動作を防止したりできる。そのための接続線をアース線という。

出典元:「アース」,『 ASCII.jpデジタル用語辞典』©KADOKAWA ASCII

要は家電なんかについてある、アース線のことですね。

簡単に言うと、電気が溜まると感電する危険があって危ないから、地球に放電しましょうということ。


「あれ?放電!?

人間の体に関係あるの?

人体って、電気が流れているの?」

と思った方も少なくはないはず。

そう、実は人間は、電気的な生き物なんです。

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理科の授業で習うように、カラダと神経、脳のやり取りは、シナプスを通じた電気信号でやりとりしています。

わかりやすい例ですと、冬場など乾燥した時につきものの、あの静電気なんかがその証拠です。

体に過剰に溜まった静電気が、金属との接触をきっかけにバチッ!となって発生しているわけですね。

あの痛〜い静電気も、もしかしたらアーシングで解決しちゃうかも!?


さて、つまり人体のアーシングとはどういうことかというと……↓

アースは、身体が蓄積した静電気を放電し、地球の豊富な陰イオン源の取り込みを再開できるように、物理的かつ直接地球に接続することです。

裸足で歩くことは地球とつながる最も簡単な手段ですが、技術の進歩により、ベッドで接地したまま眠ることが可能になり、体を健康に保ち、良い睡眠を促進する可能性があります。

出典元:カクイチ研究所©一般社団法人カクイチ研究所

↑出典元にあるように、実際にアーシングを研究している研究所もあるみたいですね。

この研究所では、アーシングの実験結果も紹介されているので、後で紹介しますね。
 

人と万物をつなぐ「触覚静電気」

さて、ここで一つ、押さえておいてほしい大事な概念があります。

それは、人体に微弱に流れている電気、「触覚静電気(しょっかくせいでんき)」の存在です。


体内での情報のやりとりが電気信号で行われていることは先ほどお話しました。

けれど実は、人体と外部とのやりとりにも、電気は介在しているんです。

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そのしくみが「触覚」と呼ばれるものであり、そしてその間にあるのが「触覚静電気」というわけです。


ちなみに、僕らの五感は母親の胎内で形成される際、触覚→嗅覚→味覚→聴覚→視覚の順番に発達していきます。

そう、触覚は、五感すべてのもと。

そして触覚だけにできることが、「双方向のコミュニケーション」なんですね。


この「触覚静電気」の存在を知ることは、この世界を読み解くうえでとても大事なので、ぜひ覚えておいていただきたいです。

なぜなら、この触覚静電気は1つの人体で独立して存在しているのではなく、森羅万象、あらゆるものと交流し合ってこの宇宙の秩序を形成しているからです。

こう聞くとたいそうな話に思えるかもしれせんが、これを踏まえて考えていくと、現代人が抱える、いろんな問題の本質が見えてきます。

自然と触れ合うことが日常でなくなった現代人

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では、家電を人体に置き換えて考えた時、アース線は、体のどの部位に当たるのでしょうか?


先ほどの【アース】の説明をもう一度見てみましょう。

一番はじめに、「接地のこと」と書いてありますよね?

そして人体で、地球と接地しているところといえば……

そう、「足裏(あしうら)」です。

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そこでここからは、私たちが普段、人体をどれくらいアースできているのかを、人体のアース線である「足裏」から考えてみましょう。

さて、足裏が自然物(草木や土や水)と直接触れ合っている時間は一体どれくらいあるのか? 日常を振り返ってみましょう。


まず朝起きて、ベットから起き上がります。

そして仕事の支度をして、靴下を履き、その上から革靴を履きます。

その後は仕事が終わって帰宅するまで、常に靴を履きっぱなしです。

そして疲れて帰宅した後、靴下を脱いで洗濯機に放り込み、風呂に入ります。

ここでやっと、水に触れることになります。

そして夕飯を食べたら、しばらくのんびりして、そのまま就寝、一日の終わりです。


このように私たちは普段、風呂に入るときくらいしか、体が地球と触れ合う機会がないんですね。

自然と触れ合うことを「レジャー」と呼んだりして、休日に”わざわざ”やることからも、いかに「自然」が私たちの生活から切り離されているかがわかりますよね。

さて、ではアースをしないと、一体どうなるのでしょうか?

わかりやすく、人体を流れる触覚静電気を、川の流れに例えてみましょう。

アースされている人体は、スムーズに淀みなく、川の水が流れている状態です。

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川の水は、上流の流れが早いところほど綺麗です。

だから、ずっとアースできないでいるのは、流れの滞った、汚ない川の水のような状態だと想像できますよね。


そうして、本来巡って回転するべき静電気の流れが滞ることで、それが体の不調や病気となって現れます。

そう考えると、現代人に病気が増えたりイライラした人が多いのも、納得できますよね。


大昔から滝行やキリスト教でいう洗礼など、体を水で清める文化はたくさん存在します。

やはり人体は溜まったものよりも、流れるものによって身は清まるということ。

夏の暑い日に、外から汗だくで帰ってきたら、まず真っ先にシャワーで汗を流したくなりますよね。

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アーシングの効果は嘘、本当?そのメリットは?

そして、気になるアーシングの効果については、論より証拠、実際の研究データをみてみましょう。

さきほど紹介した研究所によると、

◎痛みの軽減
定期的な接地時の痛みの軽減の改善が報告されました:
82%筋肉のこわばりと痛み(1)
74%慢性背部痛および/または関節痛(1)
78%一般的な幸福(1)
75%の感情的ストレスの軽減(2)

出典1:http : //www.hindawi.com/journals/jeph/2012/291541/
出典2:http : //www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15650465


睡眠の質
接地は睡眠の質を改善する可能性があります
目覚めは100%休んだ
睡眠の質の改善93%

出典:http : //www.hindawi.com/journals/jeph/2012/291541/


ストレスに対する接地の影響
眠っている間に報告された接地の1週間の間に毎日調査された被験者
不安、抑うつ、過敏性などの感情的ストレスが75%減少(2)

ソース:https : //www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15650465

出典元:カクイチ研究所©一般社団法人カクイチ研究所

このように、多くの論文、実証データで、痛みの緩和や睡眠の質の向上、ストレスが軽減しているようです。

試してみる価値ありですね!


じゃいよいよ、一般的なアーシングのやり方と注意点について書いていきます!!

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