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space out

space out🌏

数年前、お店の名前を考えてるときに
知った言葉。


本当にネイティブが使うか知らないけど
この言葉が妙に好きです。


✴︎以下は、アルクより✴︎

space out
〈俗〉ぼんやりする、ボーッとする
・I spaced out. : ちょっと上の空でした。/ちょっと別の事を考えてました。◆場面人と話をしているときにふと別の事を考えていた時など。
・What are you doing spacing out? : ボーッとして、何やってるの[どうしちゃったの]?


ここ四万十に来る前
そして、来たばかりの頃


わたしはよく
大自然の中で瞑想がしたいと
思っていた。


瞑想じゃなくてもいいけど
自然の中で
ただ、ボーッとしたかった


大自然の中、
地べたに布を敷いて
寝そべりたかった


空を仰いで
ただ、ごろーんって


まだ高津にいた時に
それがしたくて


夜な夜な、多摩川に行き
キャンドルに火をつけて
布の上に寝そべってたら


おじさんがやってきて
火をつけてるのを注意され


音楽聴きながら星を見上げて
自転車こいでたら
警察に呼び止められた


大自然の中で
広い空の下で


誰にも邪魔されず
心ゆくまで、
ボーッとしたかったなぁって
それを思い出した。


田舎に来たけど
それができないと思ってたのは


時間のなさとか
子供たちのこととか色々


一時は人間よりも好きと
思っていた猫も


子供が生まれてからは
あの頃のような
親密さを持てない🐈


きっとまた一緒に
生活する日が来るし


それが近づいてるような
気もするけど


猫よりも
子供がかわいいとか


それはあるにしても
本当はもっと根源的な話で


心にスキマがなければ
優先順位の高いとこにしか


人の、というか、
わたしの心は
動かないんだと思った


子供が生まれてからの
変化の色々は


自分にとって、
良くも悪くも
予想を超えていた


今は何より
ひとりの時間が嬉しい


色々と改善するために
話しあったりすることは
欠かせないけど


諦めたら終わり。


不満をぶつけるだけ
嘆いてるだけじゃ
それに一歩も近づけないから


前は、絶対ダメ!
と思ってたことをやってみたり、


あるいは
思い切って手放したり


その過程では
色んなことが起きたけど


そうするうちに、
ちょっとずつ
欲しかったものが近づいた


雨の日続きの
晴れた日に、思い立って


一階の子供部屋というか
ほぼ荷物起きになってた
場所を片付けて


わたしのヨガと
瞑想スペースを作った


一応、縁側に面した部屋で
空は見えないけど、
外が見えて


こんな空間が手に入るなんて
知ってたようで、知らなかった。


動かしてみないと
どうなるかってのは
案外わからないもんだな…


本当に自分は
どうしたいのかも


動いてみたり
時が経たったり
今を感じていないとわからない


この数日はよく
インドの音楽を聴いてて


昨日、そのアーティストの
もっと古いアルバムを
ストリーミングでかけて


数年ぶりに出した
インドっぽいお香を焚いて


二階のベランダで
洗濯ものを干していたら


その空間が限りなく
インドっぽく思えた
(北インドとか)




ふとした時に
ここはインドか⁈
と錯覚するほど。笑


昔旅したインドと
ここに来る前に求めてたもの


今できつつあるこの環境と


一体何が違うのか…
何が足りないのか?
そんな風に思えた自分に驚いた…


わたしはインドのゆるさというか
何もしない時の
諦めの良さというか 


そういう所に
惹かれていた気がする


疲れるほど
うっとしい時と


放っといてくれる心地よさ
というか、
人目の気にしなさ…


行きたいところは
あちこちあるし


あれこれ本気で考えると
今すぐインドに行きたいかは
ちと違うような…


少し高いところで
景色を望めば、山が見え
家の前からは、川が見える絶景


それなのに
この景色やこの環境を


ちゃんと味わえるようになったのは
つい最近のこと


色んなことがあって
大きな変化を求めてもいるけど


最近よく思うのは、
そういう自分の願望に
思いを馳せるのと同時に


目の前にあるものを
今一度、味わい尽くそう。


何周回っても
ないものには気づくし


そうなったらいい
そうなってほしい
そこは譲れないかもしれないけど


変革の一歩手前まで
今この環境で、
自分を発揮しきったら、


それがすんなり
手に入るような気がしました。




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