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エンジニアからプロダクトマネージャーへ。まだ見ぬ新たな市場開拓を企む楽しさとは?

スペースマーケットPX&Culture担当の倉橋です。
うちの会社にはチャレンジをする人、成果を出せる人にはどんどん任せる、挑戦できるポジションを用意する風土があります。CPO(Chief Product Officer)の三重野さんも、エンジニアとして入社し積み上げた成果からプロダクトマネージャー(PdM)になり2年でCPOになったという経歴の持ち主。

そんな三重野さんに、これまでの経緯や、スペースマーケットのプロダクトマネジメントの面白さについて話を聞いてみました!

自分を超えたサービスを作るため、チームで開発を選んだ

ーー三重野さんは、もともと個人でサービスを作られていたんですよね?

はい。スペースマーケットにジョインする前は個人でアプリを開発して生計を立てていました。結構うまくいってたのですが、長く一人で開発をしていると自分のできることしかやらなくなってしまい、、新しいチャレンジをなかなかやらなくなってしまいました。
かといって人を雇って大きなことをやろうという性格でもないので、素敵なプロダクトを持ってる会社に入りチームで成果をあげたいとなと
思っていた時にスペースマーケットとご縁があり、ジョインすることになりました。有休資産(不動産)を時間単位で借りれるというサービスの仕組みも面白く、ここでプロダクト開発に携わることで新しいチャレンジをしつつ世の中に大きなインパクトを与えることができるのではと思いました。

ーー最初はエンジニア入社ですよね?

はい。iOSアプリエンジニアとして入社しました。

入社後すぐにAndroid開発も始まったのでiOSとAndroidアプリのエンジニアを兼務することになり、数ヶ月後にはアプリチームリーダーをやることに。そして1年後にはエンジニアリングマネージャーと、一人でアプリ開発していた時に比べると本当に新しいことにチャレンジすることができました。自分の一番得意なところはアプリのUXをよくする改善や機能追加をしてアプリユーザーを伸ばすというところだったのでプロダクトマネージャー兼アプリエンジニアとして開発も引き続きやっていました。
そうこうするうちに開発チームのメンバーも増えマネージャーの採用なども進んだため自身のリソース配分をプロダクトマネージャーに寄せていき、今年の3月からはCPOとしてプロダクトマネジメント専任となりました。コードはまだ書いてますが笑

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改善ではなく、ユーザーの先回りをした開発を

ーースペースマーケット特有のPdMの面白さってあるんですか?

toCサービスなので自分自身または身近な人の課題や成功体験にフォーカスすることができるのは面白いですね。友人からも使ってると言ってもらえますし。
特有でいうと、スペースマーケットはツーサイドプラットフォームという、スペースを貸す側(ホスト)と、借りる側(ゲスト)の両方がユーザーのサービスで、このタイプのビジネスは複雑度が高いというのは入社後に知りました。両軸のユーザーに向き合い良い着地点を考えながら開発を進める必要があり、難しくはありますがとてもやりがいがあります。

ーーシェアリングエコノミー、プラットフォームビジネスならではの面白さですね。



そうですね。また、サービスの性質の他にフェーズ的な面もあります。プロダクトのライフサイクルで言うと導入期、成長期、成熟期、衰退期という流れを辿るのですが、スペースマーケットはまさに導入期から成長期に入ったあたりだと思っていて、新しいユーザーセグメントを見つけたり、新しい機能をつけたりして大きく数字を動かすことができます。

既存機能の改善や磨き込みだけではなく、大きめの仮説を立てそこに対して実験を繰り返していくことになります。前例がないことも多いし百発百中はないのであとは実験の頻度を高めるために開発メンバーと協力してひたすらPDCAを回します。

自分達の作ったものでストレートに数字が変わるのでサービスを育てている感じもありますし同時に大きな責任も感じます。 

大きな裁量、大きな責任。

ーープロダクトマネジメント部が出来たのは最近ですが、どんなチームなんですか?

PdMという職能があるというよりなんらかのバックボーンがあり、強みを持った人にPdMとしてのスキルの発揮を依頼しています。デザイナー、エンジニア、元LINEのPdM、元バングラデッシュで事業をやっていたマーケター、元ホテルマンのデータ分析者と、最後の方ネタっぽいですがwバラエティ豊かなチームです。バックグラウンドがバラバラなので、
それぞれの得意分野を補い合って議論できるのは良いところです。

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ーー今後、どんなチームにしていきたいですか?

今のキャリアがあるのは、スペースマーケットにいろんなチャレンジをさせてくれる文化があったからだと思っています。
「本当にできるの?」ではなく「まずはやってみよう」と言ってくれる。



プロダクトマネジメント部もその文化を継承し、実績のあるなしにかかわらずチャレンジができるチームにしたいと思っています。

もちろん任せるからには信頼できる裏付けが必要です。ユーザー体験に関する認知力がすごい、新技術の検証が自ら行えてそれによって新しい価値を提供できる、みたいなスペシャルなスキルを持ちつつ自らユーザー課題に向き合いプロダクトの改善プロセスをリードしてくれる仲間を増やしたいですね。

新たな市場を創っているという実感

ーー三重野さんのサービスへの想いを聞かせてください!

携わってみて分かったんですが、
このサービスは多くの人の
必需品になりうる可能性があると思っています。そこに関われるのは単純に楽しいです。

会社のミッションは「スペースシェアをあたりまえに」すること。
つまり、顕在している「場所貸し業界」だけをみるのではなく、まだ見ぬ多くの潜在ユーザーにレンタルスペースの価値を届ける必要があります。

また、"スペース"という概念も、会議室や撮影スタジオのようなニーズが顕在化しているカテゴリにとらわれず、もっと多くの可能性を探しています。例えば電柱の広告スペースとか、どうすれば借りれるのか普通の人には知られていないスペースって沢山ありますよね。そういったものに時間単位で借りれる、1時間○円で借りれる、という見える化と値付けをすることで市場が作り出せ、流通を生み出していけると思っています。

そんな世界を目指して、これからもスペースマーケットのプロダクトをパワーアップさせて行きたいです。

ーーありがとうございました!

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