空き家と会話する:4軒目の家との会話②
さて、出だしは順調に(?)始まった4軒目のリフォーム作業。
そして、今回の話のメインテーマは、壁の解体。
まず、奥の洋間と和室が暗いということで、光を遮っている2か所の壁を取り壊すことは、妹も私もアグリー。
ただ、ここで議論になったのは、誰が、その解体をするのか。
妹としては、自分たちでやりたかったのだが、今回の家は、今までの空き家と違い、下手なことをするとダウングレードになりかねない。
しかも、解体に関しては、私たちは未経験者。
しかも、実際に見たこともない。
私が、躯体をダメにしてしまう可能性もあるから、大工さんに頼もうと言い張り、妹も渋々同意。大きな壁の解体作業は大工さんにお願いすることにしたのですが、もちろん、その作業中、私たちは実施研修とばかり、大工さんにベタ付き。
埃まみれになりながら、解体作業の一部始終を見た次第です。
(大工さん、ちょっぴり、やりにくそうでした…😅)
ただ、解体作業を見ていて反省したのは、こんな風に、この場所をしていきたいから、こんな風に解体してもらいたいということを、もっと細かくお願いしないといけないんだなということ。
勉強になりました。
そして、今回の壁解体で、見事、ホームランを打ったのは、またまた、妹。
実は、この家の隠れた問題点は、導線だった。
元々、店舗兼居宅だったものを1つの居宅にしたために、1階のどこに行くにも、中央の今を通らなければいけない構造。
導線が悪い家は、住みにくい家でもあり、気の通りが悪い家。
「この壁、解体してください!!!」
これによって、この家の導線が変わる。
気の流れが変わる。
そして、奥の洋間と和室が変わる!
なんと、今まで物置として使われ、暗くてジメジメしていた和室が、一気にこの家の中で最も居心地のいい部屋に変わる。
家の運気が、見事に変わった瞬間でした。
ということで、8月は、大きく変化したこの家を、更にグレードアップするには、どうしたらいいかを構想。
いよいよ9月に入ったので、8月に構想して練った内容を、具現化するための作業に入るところです。