スペースクリエーター

妹がきっかけで始めたリフォーム作業。 これが意外とハマってしまった。 備忘録を兼て、自…

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妹がきっかけで始めたリフォーム作業。 これが意外とハマってしまった。 備忘録を兼て、自分の身体を使って、好きな空間を作るDIY、リフォーム、空き家再生の面白さを書いていきます。

最近の記事

空き家と会話する:4軒目の家との会話③

今年最後の残暑の中、行ってきました空き家再生。 前回から約2か月半ぶりの現地。 今回の作業内容は、 ① 1階戸棚の中棚の解体、 ② 前回塗ったパテをサンダーで平らにすること、 ③ 2階和室の戸棚の解体、 ④ 2階の天井、柱など、木材への蜜ろうワックスを塗る、 ⑤ 前回、塗り切れなかったキッチンの廊下の壁へのシーラー塗り、 ⑥ トイレ前室の壁への漆喰の下塗りなど。 今回、このような作業内容になったのは、大工さんにお願いしている木工作業が、まだ残っていて、漆喰を塗ってしまうと

    • 空き家と会話する:4軒目の家との会話②

      さて、出だしは順調に(?)始まった4軒目のリフォーム作業。 そして、今回の話のメインテーマは、壁の解体。 まず、奥の洋間と和室が暗いということで、光を遮っている2か所の壁を取り壊すことは、妹も私もアグリー。 ただ、ここで議論になったのは、誰が、その解体をするのか。 妹としては、自分たちでやりたかったのだが、今回の家は、今までの空き家と違い、下手なことをするとダウングレードになりかねない。 しかも、解体に関しては、私たちは未経験者。 しかも、実際に見たこともない。 私が、

      • 空き家と会話する:4軒目の家との会話①

        8月はお休み月間となったものの、実は、4軒目のプロジェクトが6月から始まっている。 今回の家は、今まで妹が購入してきた空き家とは違って、グレードが数段上のもの。 正直、リフォームしなくても、普通に住める。 ところが、妹と出会ったお陰で、この家の表情、つまり、間取りが大きく変わるとは、誰も思わなかったと思う。 とは言うものの、当初、妹も、この家に対しては、全然、前向きじゃなかった。というよりは、後ろ向き。 なぜなら、初めて見に行った時、妹はその家に足を踏み入れるなり、気持

        • 空き家と会話する:3軒目の家との会話⑤

          さて、8月は、私が高熱を出して、約2週間、ほとんど動けなかったこともあり、身体を休める月間になったわけですが、その間、思い出されるのは3軒目の「あそこをこうやっておけばよかった」話。 こう書くと言い訳に聞こえてしまうかもしれないけれど、3軒目、なぜだか、妹の「パッとやって、パッと貸す!」モードがトップギアに! 結果、下作業で必要なパテで、壁の凹凸を無くす作業を飛ばした…💦 (まぁ、これをやると、工程にして、2日ぐらいはプラスになる) う~ん、確かに遠目から見れば、その凸

        空き家と会話する:4軒目の家との会話③

          空き家と会話する:3軒目の家との会話④

          8月は、妹と相談して、リフォームお休みの月にしてよかった~と、今更ながら思うのは、気が抜けたのか、8月に入った瞬間、高熱を出して、ダウン。 まだ完全復活ならず… でも、9月からのリフォーム再会を目指して、ただ今、療養中(?) いや、でも、今年のこの暑さの中でリフォームやってたら、マジ、倒れていたのでは?と思う、この暑さです。 で、8月は、プランニング月間。 振り返りも大切と、3軒目のリフォームを思い出しながら、書いているのだけれど、そうこうしている間に、ちょっと時間がかか

          空き家と会話する:3軒目の家との会話④

          空き家と会話する:3軒目の家との会話③

          さて、壁紙は決まったが、前回、最後に書いたように、これらの壁紙をどこに、どれくらいのボリュームで貼っていくかが課題。 黄色のエレファントは、キッチン周り。 このイメージは直ぐに決まったものの、これを全面に貼る?! う~ん、なんだか、それは重すぎる。 あと、シンクは、今のままでいい? シンクに2軒目の時のように、REATECでアクセントをつける??? これも、なんだか、妙にごちゃ感が出てよろしくない。 う~ん、やっぱり、この黄色いエレファントくんは、私がキッチンエリアと思

          空き家と会話する:3軒目の家との会話③

          空き家と会話する:3軒目の家との会話②

          今年の夏は、暑いですね~。 私が玉のような汗を流しているという事は、熱がりの人にとっては、耐えがたい暑さになっているのでは?と思いつつ、そんな暑さの中、3軒目の家のことを振り返ると… 実は、この3軒目の家。 私からすると、とっても頑なな家という感じ。 かなりの引っ越し魔の私。 いろんな部屋を見せてもらっているけれど、大抵、この部屋だったら、こんな風にしたらいいんじゃないかなとか、カーテンは、こんな色、ここは、こんな風にしたら、場が生きる…とか見えてくる。 なのに、この家

          空き家と会話する:3軒目の家との会話②

          空き家と会話する:3軒目の家との会話①

          暫く、アップできなかったのは、本業(?)のイベントが忙しかったのと、妹の空き家再生プロジェクト4軒目がスタートして、その初動合宿に入っていたから。 と言いつつ、この4軒目は、3軒目の出会いがなければ始まらなかったもの。 ということで、3軒目のプロジェクトに関するストーリーを書かずに、次の4軒目の話をする訳にはいかない。 で、この3軒目。これは、以前、ちらっと書いた、漆喰でグラフィック模様にトライしてみた家。 まぁ、この家に出会うまでの、妹と私の空き家探しは、言葉に尽くせ

          空き家と会話する:3軒目の家との会話①

          空き家と会話する:2軒目の家との会話:エピローグ

          さて、全6話。 これで、めでたく…と閉めたいところですが、大成功だらけのリフォームに見える今回のリフォーム、ホントのところ、いろいろ反省点があったりするのです💦 まずは、砂壁の上に塗った漆喰。 1軒目の家では、全ての砂壁をはがしてから漆喰を塗ったので、問題なかったものの、妹がこの時の砂壁剥がしで、ゲッソリ… なので、今回は、いろいろな人に聞いて、砂壁でもしっかりシーラーを塗れば大丈夫とリサーチして、砂壁をはがさずにシーラー&漆喰を塗ったところ… なんと、漆喰にアクが出て

          空き家と会話する:2軒目の家との会話:エピローグ

          空き家と会話する:2軒目の家との会話⑥

          さて、私が「これで、終了!」って思ったところで、妹から「はぁ~~~???」の一言…💦 何かというと、玄関前の通路。 「ねぇ、ねぇ、家を借りようと思った人が来たときに、玄関前がキレイじゃなかったら、どんなにいい内装をしても、テンション、ダダ下がりだよね!?」 「もう、いいんじゃないの…」と思っていた私的には「え~っ」って感じだったけど、妹の勢いは収まらない💦 特に、奥の家の廃墟に化そうとしている見栄えが、妹的には許せない。 とは言え、ここに一目で目隠しとわかる壁を作るの

          空き家と会話する:2軒目の家との会話⑥

          空き家と会話する:2軒目の家との会話⑤

          さて、この前の続き。 後は、細かいけれど、トイレ。 昭和初期に建てられた家だったので、まずは、トイレを汲み取り式から、水洗へ。 インフラを触る工事だったため、妹的には出費は大きかったけれど、妹の空き家再生は、10年過ぎても、快適に住める家作り。 なので、トイレも今後のことを考えて、水洗へ。 ただし、昔のトイレ部屋のサイズでは、今の水洗トイレは大きくて入らないので、ここも、ちょっぴり大規模修繕。 そして、私の活躍の場は、そのトイレの壁をどうするか。 で、感じたのが、この

          空き家と会話する:2軒目の家との会話⑤

          空き家と会話する:2軒目の家との会話④

          現場続きで、なかなかアップできなかったのだけれど… ようやく、隙間時間を見つけてアップ! この前の続きで~す😊 **************************** そして、2軒目の中で、一番、大変身をしたのが、キッチン。 最初に、この部屋に入った時、正直、陰気な部屋だった。 窓から見えるお隣の家の庭が、こんなにきれいなのに、なぜ、この部屋、こんな風に暗いのかな…😿 それをどうにかしてあげたかった。 森沢さんから送ってもらったカタログを1ページずつ、丁寧に見ていく。

          空き家と会話する:2軒目の家との会話④

          空き家と会話する:2軒目の家との会話③

          空き家リフォーム話をする前に、いや~、先週のイベント現場が、地獄の強化合宿かと思うような現場。 お陰で、今日まで、この話がアップできませんでした~😿 で、話を空き家再生の話に戻すと、メインの和室の次に、イメージがスッと決まったは、一番、ボロボロだった部屋。 なぜか、この部屋は、最初からブルー&グリーンを基調にした部屋にしたいと感じていたものの、普通の和室だと、なんだか、洒落ッ気がなくなるな、何かないかなと探していた時に、目に入ったのが、この壁紙。 特に、元押し入れだった

          空き家と会話する:2軒目の家との会話③

          空き家と会話する:2軒目の家との会話②

          前回の続き。 最初に、イメージが決まったのは、道路に面した、この家の顔となるメインの和室。 これは、森沢さんが提案してくれたイメージ写真の色合いがハマった。 うん、この部屋は、温かみのあるピンクブラウン。 そして、華やかな表情に。 とはいえ、華やかと言っても、安土桃山時代の渋みを加えた部屋にしたくなった。 そのイメージに合わせて、漆喰の色はピンクベージュ。 そこまではよかったが、ここで、行き詰った。 部屋のポイントとなる、いぶし銀のようなテイストを加える素材が見つからな

          空き家と会話する:2軒目の家との会話②

          空き家と会話する:2軒目の家との会話①

          ホント、私にとって、家と会話する時間は、とっても楽しい。 妹が購入した2軒目は、初めて足を運んだ日に、「店舗がいい」って直観した。 とは言うものの、これらの写真を見てもらえばわかるように、特に奥の和室は、壁から雨風が入り込んでしまっていて、壁も畳もボロボロだった…。 ヒャ~って感じ。 でも、妹も私も、なぜか、「やめておこうか…」って感じならず、「何とかなるんじゃないの?」って感じだった。 あと、正直、私自身は、妹がこの家を購入した時点では、若干、他人事だった。 「まぁ、

          空き家と会話する:2軒目の家との会話①

          空き家再生のだいご味:空き家探し

          空き家再生のだいご味は、何と言っても、いい家を探し出すこと。 確かに、1つの家が空き家になるという事は、その家なりの理由があるということだけれど、そんな空き家の中にも、築年数に関わらず、「新しいご主人様が来たら、また頑張るぞ~!」って思っている家もある。 古いからダメなわけじゃない。 逆に言えば、新しいからと言って、良いわけでもない。 そういう家を探し出し、リフォームをして息を吹き込み、蘇らせる。 それが空き家のだいご味だ。 (な~んて、これは妹の受け売りだけど…💦)

          空き家再生のだいご味:空き家探し