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空き家と会話する:4軒目の家との会話⑥

さて、この10月、11月は、妹のスケジュールもあって、最後の仕上げのプランニングのための時間となりました。

ということで、こちらが、現在、構想中の部屋の最終形のイメージ。
この部屋は、今回の家の中で、最もジメッとして、光の当たらなかった部屋。その部屋に、光と空気を入れましょう…というのがテーマ。

また、家の躯体全体のことも考えて、中央部が、若干下がってしまっている鴨居の補強として、引き戸を外して、その中央辺りに、補強用柱を入れることにしました。(もちろん、大工さんとも相談して)

とは言え、単に柱を真ん中に入れただけだと、この柱が「は~い、補強で~す!」と主張してしまうので、柱を立てる場所を鴨居の中央から約10㎝ほど、角の柱寄りにして、かつ、その空間に、格子戸のように見える仕掛けを作ろうと思っているところ。

ちょっと小さくて見えにくいかもしれないけれど…

また、そこまでやるのならばと、以前、妹がブラックホールと呼んだ戸棚があった場所には、小上がりを作って、お花や置物を置けるように遊びの空間を。

さてさて、これらのアイディアが、どこまで構想通りに出来上がるか?
それは、やってみてのお楽しみ。
でも、きっと上手くいくと思っているのは、私だけ?!

いずれにしろ、こうやって、いろいろ構想を練ることができるのが、空き家再生の楽しみ。
そして、また、妹と一緒に考えている、これらのアイディアをきちんとわかってくれる人に、家が出会ってくれることも、更なる楽しみ。

そういう意味で、妹とは、常に、ほんのちょっとエッジの効いたデザインを、どこかに入れたいねと話している処です。

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